はるか昔
3月18日(月)晴れ時々曇り
洗濯日和~
朝から庭いっぱいに洗濯物を干したら、気分まで明るくなった。
その後は、菜園のネギがけっこう生長していたので、お昼に使おうと千切ったり
コバノセンナやムラサキシキブを確認したり。
ばば、こんな事をしている時間が至福。
数日前、用事で先輩のお宅へ行ったら、色々と子ども時代の話をして盛り上がった。
ばば達が中学生の頃までは「登下校時、男女一緒に歩く」ということは、まず無かった。
男女別々に下校するのだが、ばば達の集落は校区で一番人数も多かった。
下校時、仲良しの友人達と歩いていると、数メートル先で男子が数人で通せんぼ。
さらに「下の畑に突き落とすぞ~」と脅す。
急な上り坂だったので、女子数人で突破して逃げるというのは難しく
いくつもある集落へのルートのうちのどちらかへ逃げ、遠回りをして帰宅していた。
以前も書いたが、たまたまある夏の日、遠回りをして帰る途中、遊泳禁止の川の近くを通った。
あまりに暑いので、すぐ川に入り、着衣のまま、しばらく泳いで
衣服も濡れているのでランドセルを背負えず、頭に乗せて歩いているのを
近くで農作業をしていた集落の方に見つかり、学校へ通告され
何故か、ばばだけ職員室へ呼ばれ、叱られた。
あれから数十年経って、当時、男子も本当に女子を虐めようと思ったのではなく
単にからかっていたのだろうと思うようになった。
集落の男子は、普段から女子や下級生に暴力をふるったりする事はなかった。
だけど、通せんぼされ「突き落とすぞ~」って言われたら、やはり怖かった。
ばばが遊泳禁止の川で泳いだのは、勿論一番悪いけれど
下校中、女子に意地悪をする男子を、なぜ先生は叱らなかったのか?
職員室に呼ばれたばばは、怖くて、うまく事情を説明できなかったのかも知れない。
当時、中学校を卒業すると、沢山の同級生が島を離れた。
中学校卒業後、社会人になって、島に残っていた同級生は数少ない。
都会で生活し、定年を迎え、島に戻ってきた同級生は少ない。
ばばは高校、短大の5年間島を離れ、
社会人になって、仕事の関係で7年間は島外生活をした。
生まれ育った徳之島で、のんびり平穏に過ごせていることに感謝している。
こんな事を思うのも、加齢のせいかなぁ?と思う昨今です。