塩鯖
2月28日(水)曇り&陽差しあり
今日は久しぶりに陽差しがある徳之島ですが、やはり風はある。
波、荒いだろうなぁ・・・定期船の欠航とか無いだろうぁと、気になりつつの、ばばです。
我が家の裏庭の、桜、又2個だけ花が咲きそう・・・
葉っぱが、青々している中で、ポツンと開花しそうです。
家では、桜満開とはいかなかった我が家だけど、3,4日前、じじが「お土産~」と言いながら
撮影ポイント付近の桜を撮ってきてれた。
葉っぱと花が半々くらいだね。
そろそろ、島の桜の季節は終わりかなぁ・・・
さて、我が家では、食事時に、色々な話をするんだけど、
今日はたまたま、じじの皿に、鯖の小さな塩焼きを一個入れた。
口に入れたじじ「昔は、塩鯖もご馳走だったなぁ」と呟いた。
そして「もう、何回も話しているけれど・・・」と言いながら、子どもの頃の事を話した。
じじが、幼稚園か、小学校低学年の頃の事だそうだ。
ある日、じじは熱を出して、学校を休んだ。
そしたら、お昼ご飯に、お母さんが塩鯖を準備してくれたそうだ。
塩鯖は美味しいし、ご飯に合うので、高熱で体調悪いはずなのに、食べる、食べる・・・・
何と、自分の茶碗で7杯もお代わりをしたんだって。
当時、塩鯖なんて、ばばの家では食べていたかなぁ?
10人家族だったから、食事の殆どが汁物か煮物だったような気がする。
魚は、隣の集落から漁師の奥さん達が、魚を、頭に乗せたタライに入れ売りに来ていた。
母は、大きな魚を丸ごと1匹買って、お汁を作ってくれた。
そのお汁の美味しかったこと!今も思い出として残っている、母の味の1つだ。
塩鯖を食べたのは、小学生になってからかなぁ?
集落の小さなお店で、塩鯖は買えなかったと思うけれど
母は、どこから入手していたんだろう?
じじが、ご飯を7杯もお代わりしたと言うくらい、塩鯖をおかずに、ばばもご飯を沢山食べたと思う。
結婚後、子ども達にも塩鯖を食べさせただろうな。
子ども達が巣立って、じじと2人暮らしになってからは、そんなに塩鯖を食べることは無い。
じじが、ずっと塩分を気にするので、味を付けてない開いた鯖を買って使うことは数年前にはあった。
2人の食事のためだけに、塩鯖を買うことは、無くなったなぁ・・・・
次、塩鯖を買うのは、いつだろう?