ちょっと怖かった

2月24日(土)曇り&小雨

朝のうちはドンヨリ曇っていたけれど、昼前後から霧雨の徳之島です。

午前中、少し庭に出て雑草を抜こうと思ったら、ムラサキカタバミの小さな芽がギッシリ。

雑草って、本当に強いなぁと思いながら、根っこから掘り起こし、抜いて・・・

でも、まだまだ100分の一も抜けたかな?という程度。

雑草との闘いは、根気が必要だね、天気が回復したら、少しずつ頑張ろう!

さて、昨日のことを書き残しておこうかな?

夕方、いつもの買い物を済ませ、ある場所へ向かった。

それは、近くにある無人市場と有人市場。

目的は、大好きなタンカンが無いかと思って。

最初の無人市場は空っぽで、次の有人市場へ向かったが、車中から市場の中をチラッと見て

「あぁ~無いなぁ。車を方向変換して帰ろう」と広い場所まで走り戻る途中

又、市場の中を見たら入り口付近に男の方が立っていたので

市場の方を指さして「タンカン、ありますかね?」と言ったら

「あるよ~」と言った後「小屋にあるから付いておいで~」とトラックに乗って走り出した。

その方のお宅へ行くのかな?とトラックの後について走ると・・・・

あれっ?ばばがよく通る道路へ曲がった。

「果樹園の小屋にあるって事かな?」と付いて走った。

そのうち、ばばがいつも走る道路から外れて、山の中のような場所へ・・・・

暫く走ったら、左折したり、右折したり・・・どこを走っているのか?見当も付かない。

そのうち、左手に山が見えてきた。

えっ?どこだろう?怖く思いながらも、おじさんの後について走ること10分以上?

って、思うくらい長く走って、最後に左折して暫くしたら小屋が見え、外にタンカンの木もあった。

どの辺で方向変更が出来るかも分からず、道路の左端に車を駐めた。

おじさんが小屋の戸を開け「見てごらん」と言うので、中を見たら

コンテナに大きさが様々なタンカンが入っていた。

「大きい方が良いの?小さい方が良いの?」と聞かれたので

「いちばん大きいのを○円分下さいと言うと「じゃ、この箱に入れようね」と

段ボールを取りだし、入れてくれた。

代金を払うと、おじさんは又、小屋の鍵を閉め、ばばの先に立って走り

ばばは、ひたすら後から付いて走り続けた。

暫く走って、あれ?この辺は見覚えがあるぞと思っていたら、

間もなく、ばばがいつも走る道路に出る交差点について、ホッとした。

おじさんは、左側に車を駐め、わざわざ車から出て来て「どこそこ(ばばの家のある集落)へ

行くのは、右に行きなさい」と言ってくれたので、ばばも車外に出て

「この辺は、いつもは知っているので分かります。色々とありがとうございました」と

おじさんに頭を下げると、おじさんは左手を肩の辺りまで上げて、車に戻り

ばばとは反対の方向へ走って行った。

どうしても欲しかったタンカン、でも今年は不作でなかなか入手困難だったけれど

見ず知らずのばばを、自分の農園まで連れて行ってくれ、タンカンを分けてくれた、おじさん。

小皿に入れたタンカンは、友人からもらった物で小さめ。

名前も分からなかったけれど、本当にありがとうございました。

でも、ばば、ちょっと怖かったんだよね、だって、知らない人の後について

ずっと山道を走り続けるなんて、したことも無いから。

帰宅して、じじにも、すぐいきさつを話した。

タンカンを買うのに、まさか、山の中にある農園の小屋まで走るとは。

ばば、そこまで、タンカンが好きなの~~~

今後、あのおじさんに会うことがあったら、きちんと、お礼を言わなくちゃと思っている。

 

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