何だか嬉しい
6月12日(月)曇り後小雨
※画像は10日ほど前に撮った、花壇の花です。
現在、ゲンペイカズラと、ジャスミンと、名前も知らない、この花だけが我が家で咲いています。
お昼前後から小雨が降っている徳之島です。
出かけるのには、傘が要りそう・・・だけど、何だか嬉しいばばです。
旅行から戻って約3週間、初めての雨?かな?
例年、梅雨の終わりには「傘破り(カサヤリ)」と言われるような豪雨が降っていたのに
今年は・・・と思いながら過ごしていた。
昨夕までは、移植した「キツネ花」が気になって、水を掛けたりしていたけれど
今日の雨で少しは潤ってくれるかな?
勝手なもので、雨が降り続けば「早く晴れてくれないかな?」と思い
晴天が続くと「少しくらい雨が欲しいな」と思う。
農家の方々にとっては、雨の降る時期や雨量も作物に大きな影響があるから
毎日天気が気になるんだろなぁ・・・と思ったりしている。
数日前、夕食後の洗い物をしながら、ふと、子どもの頃のことを思い出した。
休みの日は、バケツを担いで、その時期の水量によって
5カ所くらいの泉を回っては水を汲んで運んでいた。
実家集落の泉で水が汲めないときは、坂を下りてしたの集落まで行っていた。
水量が豊富なときは良いけれど、乾期が長く続くと泉の水が極端に少なくなった。
そんな時は、少し窪んだ場所に水が溜まるまで待って、柄杓で汲んでバケツに入れる・・・
これを何十回も繰り返し、何とかバケツ2杯分いっぱいにして
又、担いで帰る・・・・五右衛門風呂と大小の水瓶3個を満たせば、水担ぎは終了~
一番近い泉でも、徒歩で片道6,7分はかかったかなぁ?
息は下り坂で良いけれど、帰りは急な上り坂で、バケツ2個を竿?に下げて担いでいるし
坂を登り切るまで途中休む事も出来ず、本当にきつかった。
その上、ある時期には坂の上まで枝を伸ばした松の大木から
毛虫が多数道路に落ちてきていて、をれを踏みつけないかもヒヤヒヤしながらの水担ぎだった。
庭に井戸のある家庭は数軒くらいあったかも知れないけれど
多数の家庭は、泉から水を汲んでいた。
ばばの実家集落に、初めて水道が引かれたのは、ばばが小学校中学年頃だったかなぁ?
蛇口をひねれば、水が出る・・・・・なんて、当時は考えもしなかった。
水道が自由自在使えることに慣れっこになってしまい、
知らない間に水の無駄使いをしているのではないか?と、ふと考えた、数日前。
ばばが子どもの頃は、普通に泳いだり、飛び込んだりして遊んでいた川が
今では川幅も狭くなり、水量も極端に減っているような気がする。
当たり前だと思っていることが、とてもありがたく、大事なことなんだということを
たまには考えなくえはいけないなぁと思う。