懐かしいけど、寂しい
10月2日(土)晴れ
今日も徳之島は良い天気です。
※画像は過日、実家裏から撮った、通称「フンニャトゥ浜」です。
ばばは、高台から眺める、この風景が大好きです。
朝、9時過ぎくらいだったかなぁ?
じじが出かける前に、ボォ~~~っと船の汽笛の音が。
臨時便が入港した?
だったら、嬉しいなぁ。
買う物をメモしてあるから、昼からはちょっと買い物にも行って来なくちゃ。
そのうち、実家へも行ってこようと思っている。
過日、シルバー人材センターから電話があり、実家の防風の為に植えていた
フクギの伐採や、伸びた庭木の剪定をして下さるとの事だった。
昨日は、1日だったのに、お墓参りに行けなかったので、
お墓参りがてら、きれいになった実家の庭も見てこようと思っている。
そして、実家集落の先輩がお亡くなりになったという
悲しい知らせもあったので、お線香を上げて来なくちゃ。
何回もブログにも書いているけど、実家の先輩方が
次々とお亡くなりになって、寂しい限りである。
ばばが子供の頃、実家集落は「結い(ゆい)」という「助け合い?」があって
何でも、ご近所さんや集落の方々が協力し合っていた。
集落で、どなたかがお亡くなりになると、集落の女の方は
朝から、お悔やみのあったお宅へ行き、午前10時のお茶を準備し
お昼は大きな鍋で何十人分ものお汁を炊き、
大量のご飯を炊いてお握りを作って、お客さんに出していた。
又、茅葺き屋根の葺き替えには、男の方々が協力して下さり
やはり女の方々は炊事で協力。
その他、田植えや稲刈り、脱穀、サトウキビの収穫時など
本当にみんなで協力して頑張っていた。
時代と共に、昔ながらの風習も少なくなりつつある。
お弔いも斎場の方々が仕切って下さるし、茅葺きの家は
瓦葺きやトタン屋根に変わって、毎年のように葺き替えとかも無い。
農作業をする方も減ったし、田植えも無くなったから、稲刈りや脱穀もしない。
サトウキビの収穫にしても機械化が進んで人の手はあまり要らなくなった。
便利になることは良いことだと思うけど、やはり子供の頃
集落の方々が集まって作業し、一緒に食事をしていた光景は懐かしい。
今は、そのような風景は全く見かけられなくなった。
人口減少、少子化、高齢化・・・・・
実家集落へ行くたびに寂しい気持ちになる。
これって、自分が年取った証拠かなぁ?何て思ったりする、昨今のばばです。