何かいる!
10月7日(水)晴れ
じじとばばは、数日前から不審生物捜索中。
しかし、なかなか不審生物ははっきりしないまま
今朝、又、思いもかけない出来事が・・・・
じじは、ジョギングに出かけ、ばばはダラダラ寝床の中。
6時半頃、じじが帰って来て、自室へ入ろうとした時、
じじの後ろから、何かがフワリフワリと飛んだ!
えっ!何!ばばは目を疑った。
部屋はすべて網戸があり、外から何かが飛び込んで来るということは
普通は考えられない。
「じじ^、今、じじの後ろを何かが飛んだよ}と言うばばに
「えっ?」とじじも後ろを振り返るが
不審物体はフワリフワリとじじの後ろを通り抜け
じじのベッド左手の部屋へ・・・
「飛んだってば〜何かが。ホラッ、ホラッ」
と、ばばが気味悪がっても、じじは実際に見えないので
「何?」と不審な様子。
でも、数分後には、じじも不審物を発見したようだ。
ばばはね、最初、黒いアゲハチョウが飛び込んできたと思ったの。
でも、黒一色で、アゲハチョウよりは遙かに大きい。
「気持ち悪いよ〜」と言うばばに
「コウモリだよ」と暢気に答えるじじ。
コウモリ?
コウモリが民家に飛び込む?
網戸もしっかり閉めてあった部屋に、いつ、どこから飛び込んだの?
コウモリと言えば・・・・
昭和63年、、ばばの姉と兄が亡くなった。
その約1年後くらいだったか?
ある日の夜、夕食後、、子供達は子供部屋へ行き、
じじも自室へ入って、ばばだけが表の間にいた時
急に、何かがバサバサッと、ばばの頭上を飛び始めた。
姿ははっきり見えず、ばばの頭上を飛んだかと思えば
どこかへ飛んで行き、又戻って来て、ばばの周囲を飛ぶ・・・・
あまりの恐怖に、ばばが声を上げると、じじが自室から飛び出してきて
「コウモリだ!」と言ったのまでは覚えているが
その後、窓を開けてコウモリを逃がしたのか?
それとも室内で行方不明になったのか?覚えていない。
その後、現れることは無かったから、きっと室外へ出て行ったのだろう・・・
ばばの住んでいる近くでコウモリが出るなんて・・・聞いたことも無ければ
みたことも無かったから、ばばはずっと気になって
ついに「占い師」のところまで行って来た。
すると、占い師は「心ならずも早世したお兄さんと、お姉さんが
残された子供達のことを、よろしく頼むと、あなたにお願いに来たのでしょう」と言った。
当時の状況から、腑に落ちる言葉だったので
ばばは「甥や姪を今まで以上に可愛がらなくちゃ。
困ったことがあって、頼ってきた時は、出来ることをしてあげよう」と
その時、心に誓った。
・・・・・こういう事が20数年前にあって・・・
今朝も、コウモリとじじが言った時、ふと亡くなった義母のことを思った。
「じじ〜、お母さんが、何か伝えるために来たのかなぁ?」と言うと
「そうだなぁ。ばばが強くなり過ぎて、いつも、じじをいじめるから
もう少し、じじに優しくしなさいと言いに来たかもよ」だって。
何、何?
じじがジョギングに行く海岸に出てくる亀も、義母の化身だって
じじは信じているようだし、今朝のコウモリも????
でもさ、じじはコウモリと言うけれど、じじだって、確実には見ていないんでしょ。
あっという間に、姿を消したんだから・・・
1階に飛んで行ったかと、二人して探しても見つからなかったし・・・・
唯一、考えられるのは、雨漏りの場所を見るために
大工さんが天井板を外した場所から、
屋根裏へ飛び込んで行ったのでは?ということだけど・・・
その黒い物体がコウモリだったのか?どこへ姿を消したのか?
全く分からない。
室内に潜んでいるなら、明朝も又、飛ぶのかなぁ・・・
ここ数日、ちょっと気味悪いことばかり続いて、気味が悪いなぁ〜