店頭から消えた・・・・

7月2日(木)晴れ
3年前までには、ごく普通にスーパーやお土産屋さんにあった
徳之島産の、ある商品を、今年になって、全然見かけなくなった。
少なくとも、ばばが行くお店、スーパー4軒には見当たらない。
ばばの勘違いかと思い、念入りに特産品コーナーや
お土産コーナーを念入りに見てみた。
やはり無いなぁ・・・・
その商品とは?
「パパイヤの漬け物」。
徳之島では、パパイヤはごく普通に民家の庭先や
畑の隅っこ等に自生したり、植えられたりしていた。
ばばの実家裏の畑にも自生していた。
パパイヤは簡単に育てられるので、
沢山収穫したパパイヤを漬け物にして
「パパイヤ漬け」として、商品化されスーパーはじめ、
お土産屋さんなどにも並べられていた。

パパイヤの実は、青いうちは細い千切りにして茹でて
ドレッシングで食べたり、和え物にしたり
炒め物にしたりして食べられる。
黄色く熟した時にはフルーツとして重宝する。
ばばは、匂いがちょっと苦手だが、キンキンに冷やして食べると
甘くて、とても美味しいそうだ。

我が家では数年来、青いパパイヤを細い千切りにした物を
毎日じじの刺身のツマとして重宝していた。
年中使うので、有人市場や、無人市場、
スーパーの島内産野菜コーナーで青パパイヤを見つけると
飛びついて何個でも買って冷蔵して活用していた。
ところが、去年、立て続けに台風が襲来した頃から
パパイヤをあまり見かけなくなった。
パパイヤの木が折れてしまったり、苗を植えてあったのに
全滅してしまったりして、なかなかパパイヤが収獲出来なくなったと
友人から聞いた。
パパイヤがたくさんあった頃は、大人の頭位の大きさのでも
有人市場へ行けば、1個100円で買えた。
沢山買えた時は、醤油味や味噌味で漬け物にした。
試行錯誤して佃煮も作った。
じじもばばも、普段、漬け物や佃煮は食べないので
作った物は友人、知人、姉妹に配ったり、送ったりもした。
唯一、我が家でパパイヤの漬け物を利用するのは
郷土料理「鶏飯」を作った時。
ご飯の上に錦糸卵やネギ、紅ショウガ、鶏肉を細かく割いた物などと
一緒に乗せてスープをかけて食べるのだ。
でも、鶏飯も子供や孫が帰省したり、特別にお客さんが来る時以外
あまり作らなくなった。
だから、パパイヤの漬け物を使うことも少なくなった。
それでも、都会にいる知り合いなどに「島の味」として
パパイヤ漬けを送りたいなぁと思い、去年末位から
スーパーなどで気をつけて見ているのだが
未だに見つけられないでいる。
まだまだパパイヤの収穫が出来ないんだろなぁ。

パパイヤの茎は太くても、中は空洞なので
鎌等で2,3回切り込みを入れたら、後は手で簡単に倒すことができる。
ばばの菜園にもパパイヤがあったのに、ばばは深く考えずに
切り倒してしまった。今にして思えば、勿体ないことをしたなぁ。
パパイヤの汁は、目などに入れたら大変なことになると
聞いたこともある。
だから、切る時は樹液が目に入らないよう気をつける。
パパイヤの皮を剥く時など、人によっては手が痒くなるので
手袋などをして、作業する人もいる。
ばばは、面の皮と同じ位手の皮も厚いのか?
素手で大丈夫だけどね^。

ああぁ〜、パパイヤ、欲しいなぁ〜
もしかして、実家のパパイヤ大きくなっていないかなぁ?
今度、お墓参りに行く時は、寄って見てこなくちゃ。

写真は、ばばが去年漬けたパパイヤ。

漬け物を冷凍しておけば、1年以上でも保存できるよ。
ほんの少しだけど、自分で漬けた物が冷凍庫に残っているので
娘達が帰省した時には、鶏飯に添えて、
みんなで食べ切ることにしましょうかね。

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ばば
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