お別れの席でのハプニング
1月12日(月)晴れ
去る10日、じじの同級生で友人のMさんが亡くなったという訃報が入った。
1年以上、鹿児島と島を行き来しながら闘病生活をしていたらしい。
今月7日に、あまりにも体調が悪いという事で
鹿児島の病院へ行っていたそうだが、3日後に亡くなられたと・・・・
Mさんが亡くなられた前日に、じじ達同級生何名かが集まって
「今年11月頃、島で同窓会をしよう」ということで
1回目の話し合いを持った。
その席でも、Mさんのことを気にかける話が出たそうだが
その翌日に、亡くなられたなんて・・・
あまりにも急で、まだ若かったし、同級生のショックも大きかったことだろう。
昨日のお通夜、今日の告別式に
数十名もの同級生が参加していた。
告別式の途中で、お元気な頃のMさんの映像が流され
目頭を押さえている方も多かった。
告別式では、小学生のお孫さんから、
おじいちゃんへの「お別れの作文」朗読もあり、参列者の涙を誘った。
静粛な中で告別式は滞りなく進み
ばば達は斎場の前で、最後のお別れをし、
Mさんのご冥福をお祈りしながら帰宅した。
人間は誰でも命は限られている。
いつ、自分の命が終わるのか、ほとんどの人は知らない。
だからこそ、家族、友人、姉妹兄弟、
仲良くしなくてはいけないなぁと改めて思ったった。
人は皆、「見えないゴール」に向かって
日々進んでいると思うと、なぜか切なくなってしまうね。
誰にも与えられた、たった1つの命。
他人の命も、自分の命も、大事に大事にしなくちゃね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の告別式が始まる直前・・・
ばばは、女性側の席の1番後ろに座った。
左から4番目位だったかな?
ばばの右側に座った方達も最後まで式に参加されるのかな?と思ったが
入れ替わり立ち替わり、座る人が替わった。
その中で70代後半と思しきおばさんが、祭壇に焼香に行った。
その後、ばばの顔見知りのTさんも焼香に行くので、
ばばにバッグと上着を預けて祭壇に向かった。
焼香から戻った70代のおばさん、焼香から戻ると
「椅子の上に置いていたバッグが無い・・」と。
ばばの横に座っていた人達も「バッグ何処に置いたのですか?」とか聞いた。
おばちゃんは、「ここ(椅子の上)に置いた」と・・・・
でも、ばばは自分の右横に置かれたバッグを見た記憶は無いけれど・・・・・
ばばにバッグと上着を預けて焼香に行ったTさんも焼香から戻って来た。
Tさんは、バッグが無いと言っているおばちゃんの右隣の席。
そのうち、斎場の方も来て椅子の下とか見たけれど、バッグは無く・・・・・
Tさんが「お金などもバッグに入れてあるのですか?」と聞くと
おばさんは「少し・・・」と。
その後立ち上がって、男性席へ行き、ご主人らしい人にも
バッグが無くなったことを話していた。
しかし、告別式が終わるまでおばさんのバッグは見つからず、式は始まった。
もしかして・・・・
おばさんは、バッグを持ったまま祭壇の近くまで行き
前列の空いている椅子の上とかにバッグを置いて焼香したのでは・・・・
と、ばばは思ったけど、確信も無いので黙っていた。
粛々と式が進み、霊柩車を見送った後
ばばは、ちょっと用事があってお茶の準備などする部屋へ寄った。
すると、斎場の女の方3名ほど集まっていて、
そのうちのおひとりがバッグを持っていたので、
顔見知りのIさんに「バッグ見つかったんですか?」と聞くと、
「そうなの。あったのよ。」って。
何処にあったのかは聞かなかったけれど、バッグが見つかって良かったね。
ばば達も友達と一緒に告別式に行った時
バッグを、祭壇近くの椅子の上等に置いて焼香することもある。
友達がそうするから、ばばもバッグを置いているけど
今後、絶対バッグは手放さずに持っておこうと思った、今日のハプニングだったよ。