笑い後涙
5月16日(金)晴れ
入梅後、今日は最高のピッカ〜〜ン快晴。
洗濯、洗濯!
敷き布団外に干して、毛布も洗って・・・
何と!夫婦ふたり暮らしなのに朝から3回も洗濯。
毛布の洗濯って1回70分かかるんだね。
ばばって、働き者だねぇ・・・ねっ!じじ〜。
朝、掃除機をかけている時、メールの着信音。
開けてみると、長女から。
「じじのパソコンアドレスに面白い写真を送ったから見てね」って。
掃除の手を休めて、すぐにメールを開けてみたら
長女の息子ふたりの幼少時からの写真を並べてあったり
更には、息子達の写真と、自分と妹達(我が家の3姉妹)の
幼い頃の写真を並べてあったり・・・・
孫ふたりのポーズや、我が家の3姉妹の幼少時のポーズが似ていたり
顔が似ていたり・・・・
見ているうちに何だか可笑しくなって笑ってしまい
その後、胸がじぃ〜〜んと熱くなり、涙が溢れてしまった。
我が家の3姉妹に対して、ばばはいつも申し訳ないという気持ちがある。
長女は3ヶ月、次女は一歳半から手許から離し
じじの両親に育てて貰った。
と言うのも、赴任先で子供の面倒を見て下さる方が無くて
やむを得ず、両親が「自分たちが面倒見るよ」と言ってくれたので
甘えてしまった。
約3年間、手許から離していた長女と、次女。
1番親が恋しかった時期だろうに。
3女が生まれてからも、ばばは仕事を続けていたので
娘達3人は、ずっとじじの両親が昼間は面倒を見てくれていた。
参観日や学校行事の時もばばは行ってあげることが出来ず
じじと、両親が行ってくれていた。
「これからの時代は女性も働く時代だから
ばばちゃんが、好きで選んだ仕事、やりたいだけ続けなさい。
自分たちが出来ることはいくらでも協力するから・・・」という
義父の言葉が背中を押してくれ、ばばは思う存分仕事が出来た。
義父母の言葉に報いるためにも、できる限り最高の仕事をしたいと
日々努めるようにした。
ばばは、自分の仕事を天職だと思っていたし大好きだった。
今にして思えば、我が子より仕事を選んだ・・・と
自分を反省することもあるけれど
祖父母に育ててもらったお陰で娘達にプラスになっている事は
計り知れないと思うこともあり、両親にはいくら感謝してもしきれないほどの
恩を感じているばばだ。
娘が送ってくれた、幼少時の写真を見ながら
色々な事が思い出された。
娘達が小学校低学年の頃までも、散髪は義母がしてくれた。
特に夏は汗を掻いたら汗疹が出来るからと
「モンチッチ」という当時人気だった、お猿のキャラクターとそっくりに
前髪は眉の上4?以上くらい?でカット
横はもみあげを細く残して耳を出し、後ろは刈り上げ状態の髪型が3姉妹の定番だった。
衛生面ではとても良かったと思う。
娘達も幼かったから不平も言わず・・・・・
この「モンチッチカット」はじじ妹の子供達(娘達の従姉妹)も
全員同じカットだったなぁ。
ばばに、大好きな仕事を続けさせてくれた義父と義母。
娘達の送り迎えから食事、洗濯、ありとあらゆる世話をしてくれたじじ両親。
その父が逝って1年3ヶ月・・・・・
母は現在、介護施設でお世話になっている。
娘から送られてきた写真を見ながら
なぜか、色々な事が思い出されて何とも言えない気持ちになり
涙が出て・・・・でも、じじには涙を見られたくなかった。
じじは撮影がてら母と面会してきた。
ばばは義父と自分の両親の仏前にお線香を上げて
改めてお礼を言ったよ。