指輪を流し、転げ落ち・・・・

5月17日(土)晴れ
今日も昨日より日差しは弱いけど穏やかな天気。
昨日、あまりに天気が良いので
色々な物を洗濯したくなって、毛布やタオルケットなど
3階も洗濯機を回したと書いたが、
毛布を洗宇野に70分かかるので、
その間、結構別の家事が出来る。
洗濯機って便利な物が出来たなぁ・・・と、今更のように思った。
川へ行って洗濯をしていた、桃太郎のおばあさんのことが
何故か思われたり、幼い頃に母と洗濯に行った
怖〜い「ブーチゴー(集落にある川の名前)」の事等も思い出された。
ある日、洗濯物をカゴに入れ背負った母の後から歩いていたばばは
何故か、歩いていた道から、2,3メートル下の畑に転げ落ちた。
途中気づいた母が戻ってきた時、ばばは土手の途中にある
ソテツの幹に引っかかっていて、母をびっくりさせた。
その日は、ブーチゴーに着いて、母が洗濯をする間
ばばは大き岩の上に座って遊んでいたのだが
いつの間にかウトウトしたのか、気づいたら岩の上から川に落ちていた。
なんで、同じ日に2回も落ちたのやら。

小学生になって、洗濯がばばの仕事になった時、
ブーチゴーは怖いので、集落の外れにある
「カンギョ」という川に洗濯行くようになった。
ばばの同級生や先輩も各家庭で「洗濯当番」になっている子がいて
川は、一種の「お喋り場&遊び場」にもなっていた。
肝腎の洗濯は後回しにして、お喋りをしながら
川にいる貝を捕って遊んだり、カッパのように川に潜って泳いだり
高いブロックの上から川に飛び込んだり。。。。。
洗濯して、水気を含んだ洗濯物は搾っても重かったし
濡れたままの洗濯物をカゴに入れ背負って
坂道を上がって帰宅するんだけど、辛いと思う事は無く
本当に楽しかった。

もう、数十年も前の話だが長女、次女が生まれた頃、
じじとばばは加計呂麻にいた。
長女は3ヶ月まで、次女は1歳半まで一緒に暮らしていたから
オムツの洗濯等、今でも忘れられない思い出が・・・・
当時、二槽式の洗濯機があるにはあったが
オムツ等は集落の川で洗っていた。
布オムツを使っていたから・・・・・
川までも歩いて1,2分と近かったから、さほど苦には思わなかった。
当時、じじからもらった結婚指輪をはめたまま洗濯していたら
知らぬ間に「大事な指輪」を流してしまっていた。
しばらく気づかなくて・・・・
あの指輪は、加計呂麻の海の魚のお腹に入ったかも・・・・
なんてじじも怒ること無く笑っていたっけ。
あれ以来、指輪をはめることは無くなった。

洗った後の、洗濯物干し。
今はアルミ製とステンレス製の竿が市販され、
洗濯ばさみとか、パラソルハンガーとか干す為の用具?も
色々あるけれど、川で洗濯していた頃は、父が太くて長い長い竹を
山から切って来てくれ、その竹に洗濯物を引っかけたり
袖を通したりして干していたよ。
昨日は当時を思い出して、じじの肌着のランニングは
竿に通して干してみた。
乾きも早かったように思えるのは気のせい?

自己分析では、結構怠け者のばばだけど
洗濯は、今でも好きな家事だ

 

 

 

 

 

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