先祖様還る

8月17日(土)何と!約2ヶ月ぶりの雨
お昼前から・・・いや、夕べから時々降っていたけど
約2ヶ月ぶりに雨らしい雨が降っている徳之島だよ〜

何が何だか分からないうちに
義父の「初盆」が終わった。
お盆の数日前から姉が毎日来てくれて
買い物や掃除、灯籠の飾り付け等々してくれ
13日朝には、隣の奄美市から
じじ妹夫婦も帰ってきてくれ、色々手伝ってくれ
何とか、無事「初盆」を終えることが出来た。
本当に,兄弟姉のありがたさを再認識。

ばばは、「あれもしなくちゃ」「これもしなくちゃ」と
気は立っているんだけど、なかなか行動が伴わず。
その点、ばば姉とじじ妹がテキパキと動いてくれたよ。

13日になる前から、義父の霊前にお参りする方々が
次々と我が家を訪れ、家を空けることも出来なかった。
13日には、妹夫婦は母と面会に行ったり
婚家のお墓へ行って掃除をしてご先祖様を迎えたりしてきて
ばばと姉も夕方になって実家のお墓と姉の婚家のお墓等を回り
先祖様を迎えて来た。
だから、今年、我が家の仏壇には
ご先祖様が大勢集まったよ。
ご先祖様の前で、妹夫婦と孫のHちゃん・ばば姉・じじとばば
6名で、楽しくお喋りをしたり、食事をしたり・・・
父をはじめ、先祖様達もニコニコ見守ってくれていただろうね。

お盆はね、午前のお茶時間とか、お昼ご飯、午後のお茶の時間など
仏前に供える物が決まっているみたい。
迎えの13日は、夕方に迎えて来てお茶と御菓子ぐらいを出し
夕食はお酒と自分たちが食べる食事と同じ物を出す。
2日目の午前のお茶は素麺で、お昼はおはぎ
3日目午後は白餅、夕方は数々のおかず・・・・
ばばは、野菜の煮物・エビフライなど作ったけど
姉が、おはぎなど早め早めに作ってきてくれて
ばばは大分手抜きしたよ。
それに、ばばの友達が美味しい魚の揚げたてを
どっさり届けてくれたり、御菓子や果物の差し入れがあったり・・・
先祖様に・・・と言いながら、自分たちが普段より美味しい物を
たくさん食べたよ。

本当なら,15日の送り盆は、ご馳走をお重に詰めてお墓に行き
墓前でご先祖様と一緒にいただくんだけど
今年は、じじ妹婚家のご先祖様を送り
ばばの実家のご先祖様を送り、
姉の婚家のご先祖様を送り・・・と数カ所のお墓を回ることになった。

だから、4時過ぎにお墓へ行き、お水やお酒を替えて
墓前でおかずの入った折り箱を開けて供えて・・・・・
記念撮影をして、20分くらいで女性軍は次のお墓へ
じじと、義兄は帰宅して、ばば達の帰りを待ってもらうことに。

何故、早く行ったかというと、送り盆の日、
ばばの住む地域では、一族がお墓に集まって
墓前でご馳走を広げて,先祖様に供えたり
各家庭の料理を分け合ったり、飲酒したり・・・で
暗くなるまで宴は続き、暗くなったら提灯に灯を入れて
遅くまで親睦を深めるの。
だから、2車線しかない狭い道路なのに
両側駐車でがずぅっと遅くまで続き、大変なの。
幸い、ばばの家はお墓のすぐ近くに車庫があるんだけど
車庫なんて、15日ばかりは、あって無いような物。
車庫前に駐車されたら、車出せないもの。
両側駐車された道路は、車が1台しか通れず、
対向車が来ないのを確かめないと大変なことになるよ。
お互い離合が出来ないから・・・・・
警察も、送り盆の日は、大目に見てくれているのかもね。
昔から続く島の大切な行事だから・・・・ね・・・
と言いつつも、ちょっと納得はいかない。
でもね、墓前に集まる一族のための料理を持って
お墓まで歩くのは大変なのよね。
お墓の遠い人たちは。。。。。。
お墓に行く人たちが全員タクシー利用するわけにもいかないし・・・
毎年思うんだけど、どうしようもないのかな?

早めに先祖様を送り、実家の先祖様達も送り
帰宅する時、うっかり,いつも通り慣れているお墓の前の道路に・・・・
実家へ行くときは、「帰りは1つ下の通りを通らないと
大変なことになるよ」と良いながら出発したのに・・・・・
例年のように,隙間がないほどの両側駐車。
これじゃ、通れないよ〜
慌てて少しバックし、ハンドルを切り返して左折。
普段通る道路の1つ下の道路を通って、6時過ぎには帰宅。
沢山の人たちが墓前で宴を繰り広げている頃
ばば達は,ゆっくりと我が家でささやかな宴。

夢中で過ぎたお盆の3日間。
待っている間は、頭がはち切れそうなくらいだったけど、
終わってみれば呆気ない感じ。
無事終えられたのは、何と言っても妹と姉のお陰様なんだけどね。

姉妹って本当に良いものだし,ありがたいよね。

お盆が終わって,一息ついたかと思うと
待ちに待った雨が降りだした!
きっと、先祖様達のお土産だね〜とじじと話している。
これで、ひとまずは水不足解消されるかなぁ?

 

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