ブルバン・ご飯に黒糖

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7月25日(土)晴れ

連日33度以上の暑さが続く徳之島、こんなに暑いと、食欲もなくなる。

こんな時でも、ばばが好んで食べるのは、お茶がけ。

と言っても、ばばはご飯の上に氷をのせてお茶をかけてサラサラ・・・

という単純なもの。

おかずは、自作のパパイヤの佃煮。

こんな食事ではいけないと思うが、体が受け付ける物を食べるのが良いと

最近ばばのお昼は「氷お茶がけ」オンリー。

ところで、ばばが子どもの頃から、実家では「ブルバン」なる食べ物があった。

お米の5倍量の水を入れ、お米が柔らかくなるまで炊く。

お米が柔らかくなれば、ひたすらシャモジやお玉でかき回す。

何百回かかき回すと、お米の油分?=(旨み)が出る。

真面目にかき回す人が作る「ブルバン」と

テキトーにかき回す人が作る「ブルバン」は明らかに味に違いが出るとさえ言われる。

出来上がった「ブルバン」をお好みで水や氷で薄めて食べる。

これ、サイコ〜〜。

 

ばばの母は「インシヌミシ(蒸らしのご飯)」「アサイヌブルバン(かき回しのお粥?)」

と言って、美味しい「ブルバン」と「ご飯」の作り方を教えてくれた。

ばばが子どもの頃は竈で薪を使ってご飯を炊いていたが、

「蒸らすほど美味しいご飯になる」って、母は言っていた。

今は、炊飯器の時代。

今では母が言っていた「蒸らしのご飯」は当てはまるかどうか定かでない。

 

夏になっても「ブルバン」を炊く事は滅多になくなったばばだが

他人に作業をしてもらう時とか、たまぁ〜〜に作ることがある。

たっぷりの「ブルバン」に氷をドサッと入れてサラサラっと食べる。

おかずは、らっきょう・油味噌・佃煮・海産物のみそ漬けなどがピッタリ。

この夏、娘たちが帰省したら一度は作って食べさせてあげよう〜〜〜。

ご飯つながりであと一つ。

子どもの頃よく食べていて、大人になって食べなくなった物・・・・・

それは、ご飯と黒糖を一緒に食べること。

ばばが子どもの頃、家族で農作業に出かける時の

昼食だったか、午後のおやつだったか詳しくは覚えていないが

ご飯と塊の黒糖をよく食べていた。

今にして思えば、「エッ??」と自分でも思うし、

友達に話した事もない。

あの当時、とても美味しかった。

普通、ご飯にはおかず。

・・・と考えれば黒糖はおかずにはならないと思うが・・・・

ある日、はたと思い至った。

おはぎ・・・・おむすびに甘いあんこが乗ってるじゃない!!!

大福・・・・・お餅の中にあんこが入っているじゃない!!!

こう考えればご飯に黒糖もあり得るよね〜。

ウン、あるある。

じゃ、ご飯に黒糖で食べてみる????

いやいや、やはり今は季節的に「ブルバン」で・・・・

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