ギョッ!
11月10日(金)曇り
朝、天気予報で、奄美地方、「午前中は曇り時々雨」って言っていたので
少し期待していたけれど、時折陽射しもあり、雨はほんの数秒ちらついては止むという・・・天気。
本当に、少しは雨降って欲しいなぁ。
今年は何故か、庭の夜香木の花が枝という枝にビッシリ咲いている。
夜、窓を開けると芳香が漂って来る。
朝、起きると地面にギッシリと落花・・・・掃き集めては花壇の植物の根っこに・・・
庭の見回りを終わって、室内に入る・・・静かだなぁ・・と思う。
朝も、昼も、夜も、数十年前と比べ、本当に静かになった。
主要道路が、海岸の近くに変わったからかも知れないが、ちょっと寂しい気もする。
数十年前までは、家の下の道路を車が盛んに行き交い、朝夕は登下校する子ども達の声が聞こえ
夜になると、飲み屋さんの灯りが煌めき、遅くまでカラオケが流れ
歌う人たちの声が聞こえたんだよなぁ・・・今は、まるで別世界のような感じ。
時の流れと共に、色々変わったなぁと感じる、ここ数年です。
さて、ハブと言えば、恐い存在。
その毒が全身に回ると、命に関わることもあると、子どもの頃聞かされていた。
実際、ばばの知り合いでもハブに咬まれた人は何名かいた。
ある方は、足の脛を咬まれ、少しでも早く毒を出さなくては!と
自分の持っていた鎌で、ハブに咬まれた場所をチョンチョンと傷つけ、指で毒を押し出したとも聞いた。
ある方は、捕まえたハブの尻尾を持って袋に入れようとしたら、
頭をもたげたハブに手を噛まれ、やはり緊急処置はしたらしいが
ずっと、咬まれた手は変形したままだった。
ばばが勤めていた職場で、ある時、ガジュマルの木からハブが落下して来たこともあり
又、上司が植物を植えた鉢を移動させようと持ち上げたら、ハブが、とぐろを巻いていたそうだ。
ある時は、大雨の後、増水した川面を流されていくハブを見たこともある。
夜、じじと車に乗っていて路上にいるハブを見た事もある。
子どもの頃から、ハブは身近にいて、恐い存在だった。
でも、現在、ばばは林や森、草むらに行くことも、殆ど無いので、実際にハブを見ることは、ほぼ無い。
でも、過日、じじの従姉妹ちゃん姉妹とドライブした時、
ある場所で、大きなハブの抜け殻を見つけ、ビックリした。
体長は、5~60センチくらいはあっただろうか?
その抜け殻は、地面と石垣の境目辺りにあった。
脱皮した後、ハブは何処へ行ったのだろう?と気になった。
近くには大きな木もあり、民家も畑もあった。
ばばは、時々夜、外の流しで洗い物をする事があるけれど、
急に「もし、足下にハブが来るのでは?」と想像してゾッとすることもある。
昼間でも、クチナシやデュランタの枝を、下から覗くときは
ハブが枝に這っていないか気をつけるようにはしている。
ハブは、何処に潜んでいるか分からないのが恐い。
こんな事を書くと、徳之島って、何処にでもハブがウジャウジャいるように思うかも知れないが
滅多に遭遇することは無い。
今回、ハブの抜け殻を見た事で、ちょっと気を引き締めたばばです。