今は昔

10月14日(土)晴れ

お昼過ぎて29,3度の室温だけど、全然暑いとは思わない。

朝から天気が良いので洗濯。

洗濯物を干すとき東の空を見上げたら、きれいな鱗雲。

ふたり暮らしでも、2,3日に1回は洗濯機を回す。

でも、今の時代は良いよなぁ・・・洗濯機のスイッチをポンっと入れるだけでだから。

以前全自動洗濯機を1回だけ買ったことがあるけれど、やはり、脱水までした後は

庭いっぱい広げて干した方が気持ちが良いなぁと

両親宅に住むようになって思った。

ばばが子どもの頃は、洗濯をするにも背負いカゴに入れて川へ行き

洗濯が終わったら、又背負って帰り、

父が山から切ってきた太くて長い竿にかけ、庭に干していた。

小学校中学年頃からかなぁ?ばばが川へ洗濯に行くようになったのは。

休みの日など、洗濯物を背負って川へ行くと、友達や先輩も何名かいて

お喋りをしながら、大きな岩の上で洗濯をしたなぁ・・・

お喋りも楽しかったけれど、途中で川岸の堤防から川へ飛び込んだり

洋服を着たまま、川に入ってバシャバシャ水浴びをしたり、潜ったり・・・

岩に引っ付いている貝を捕ったり・・・・・本当に楽しかった。

川で泳がない日でも、洗濯物を背負って帰宅したら背中がびしょ濡れになっていた。

原因は、洗濯物がきちんと絞れていなかったからだけど・・・・

洗濯が出来る川が3カ所あったけれど、1カ所は山の中の川なのでひとりで、行くことは、ほぼ無かった。

あと2カ所の川は、道路の近くだし、恐くは無かったけれど

ばばの家からは真逆の方角にあって・・・・

ばばの家は集落の東側の外れで海に一番近くて、川は西側の外れだった。

現在、その川は極端に水量が減っていて、とても泳ぐことは出来ないと思う。

山の中にあった川は、現在は近くへ行く人さえ居ないのでは・・・と思う。

ばばが子どもの頃は、その川の近くにも田んぼがあって、田植えの手伝いにも行ったし

母と一緒に、洗濯にもよく行っていた。

ばばは、洗濯をするわけでは無く、近くの林にある椎やドングリの木から落ちた実を拾ったり

川の岩の下を探ってテナガエビやカニ、小魚を捕ったりするのが楽しみだった。

その川へ行く途中、母の後から歩いてばばが、何故か畑の縁から滑り落ち

土手の途中にあった、曲がったソテツの茎に引っかかったりもした。

又、ある日は、川で母の洗濯が終わるのを待つ間、大きな岩の上に座っていたら

いつの間にか居眠りをしていたらしく、川の中へ落ち、その衝撃で目が覚めた。

その時母に怒られたという記憶は無い。

故郷の山や川での思い出は沢山ある。

今は昔・・・懐かしいなぁ・・・・

タイムスリップ出来たら良いのになぁ・・・

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