もったいないなぁ
6月19日(月)雨後曇り
今日も降ったり止んだりの徳之島です。
晴れ間を見て、ちょっと外へ出たり、入ったりの繰り返し。
「今週末頃には梅雨も明けるはずよ」と、友人が言った。
4年ぶり?のトライアスロンも計画されているようだし、その前夜祭もあるようだから
天気が落ち着いてくれると良いなぁ。
全国からアスリートの皆さんが参加して下さっているようだし
皆さんが全力を発揮できるように、天気も安定してくれますように・・・・
今日も買い物に出かける時は、傘も準備して行った。
車からお店の入り口まででも、濡れたくないし。
最後のお店に行くときは、傘は無くても大丈夫そうだったが
一応、持つだけは持って・・・と車から出たら
道端に生えている桃の木の実が、大分色付いてきていたのでパシャリ。
ピンポン球より二回りほど小さいけれど、色付くと何だか美味しそうに見える。
以前のブログにも書いたけれど、ばば実家の裏似ある畑には、桃の木があった。
最近ではお店で大きく立派な甘い桃が買えるけれど
ばばが子どもの頃は、画像の桃の木がある家が多かった。
最近の桃と比べ大きさも違うし、味もそんなに甘くは無かっただろうけれど
おやつ等が少なかった時代、季節によっては自宅の敷地内にある桃やミカンもおやつだった。
この桃、今ならそんなに食べたいとも思わないけれど
子どもの頃は貴重なおやつだったので、小学生になった頃からかなぁ?
熟すのを待っては、裏の畑へ走って行き、もいでは食べていた。
入学前だったと記憶しているけれど、まだ自分で桃をもいで食べたりはしていなかった頃
桃大好きだったばばは、食べたくてたまらなかったが、自分でもぐことは出来なかった。
そんなある日、天然痘?か何かの予防接種を受けなければならなくなった。
接種をしてくれる病院が、下の方の集落にあったので
一番上の姉が手を繋いで、ばばを病院まで連れて行ってくれた。
行く途中「泣かないで注射受けられたら、帰ってから、裏の畑の桃を取ってあげるね」と言った。
ばばの記憶に残る予防接種では、この時が初めてだったと思う。
子どもの足では結構な距離を歩いて、病院まで行き、泣かずに予防接種を受け
帰宅後、姉は約束通り、裏の畑から熟した桃を取って、ばばに食べさせてくれた。
甘くて美味しかったなぁ・・・としか覚えていない。
現在、実際目の前で、当時と同じように、たわわに実を付け
熟した桃を見ても「食べたい!」とは思わなくなった。
過日、いつも行くお店近くの道端の桃が1個、地面に落ちていた。
まだ熟してはいなかったけれど、拾って、割って、匂いをかいでみたら。。。。
お店で買って食べる桃と同じような匂いがした。
と言うより、子どもの頃食べていた、実家の桃の匂いを思い出した。
懐かしかったぁ・・・・・
毎日見ている、道端の桃の木。
せっかく沢山の実を付けても、誰も食べる人はいないようだ。
時代は変わったなぁ・・・と思いながら、ばばも写真を撮るだけで、満足、満足。