忘れずに
5月9日(火)晴れ
過日、歩いていて見つけたマンホールの蓋があまりに可愛かったのでパチリ。
ブログ内容とは関係ありませんが・・・
真っ青な空は見えないけれど、心地よい天気です。
こんな日は、何を置いても先ずは洗濯から。
洗濯をして干した後、ひとり、じぃっとしていたら自分が幼かった頃のこととか色々思い出した。
ばばが小学生の頃は、学校が休みになると両親と一緒に田んぼや畑に行っていた。
低学年の頃は、手伝うと言っても、母が掘ったサツマイモを1個、1個カゴに入れたり、
落花生の収穫の頃には、茎ごと引き抜いたり、稲の収穫時期には脱穀後の藁を運んで干したり・・・・・
中学年からは、田植えや稲刈り、キビ植え、キビの収穫、川へ行っての洗濯など
できる家事は、ほぼ手伝って(手伝わされて?)いた。
当時は、農作業後、田んぼや畑で食事をすることも多くて
ご飯はおにぎりにして持って行ったと思うけれど、おかずは、大きな鍋と食材を持って行き
畑や田んぼで竈を作り、お味噌汁を作っていたと記憶している。
親戚のお兄さんやお姉さん、おじさん等と楽しく食事をした事が、今となっては貴重な思い出だ。
農作業はきつかったけれど、それ以上に楽しい思い出の方が多い。
親や兄姉が一生懸命働いているのに、ばばは、怠け者で、
親に見つからないように、こっそり逃げ出して、好き勝手に遊ぶことも多かった。
そんなばばに、母は「働かざるは、食うべからず」と、よく言っていた。
大人になって、母が言っていた言葉を思い出しては申し訳なく思うことも多々。
朝から晩まで働いていた、両親・・・・・・
そのおかげで、今の自分があると思うと、なおさら申し訳ない気持ちが強くなる。
今、両親が元気なら、あれもしてあげたい、これもしてあげたい
一緒にあれもしたい、これもしたいと思うけれど、叶わぬ夢。
「親孝行 したい時に親は無し」
自分が親と同じ年代になって、親の気持ちも分かるようになった。
これからは家族を大切に、いつも一緒にいるからこそ感謝の気持ちも忘れずに過ごしていきたい。