笑ってて良いの?
8月4日(木)曇り時々晴れ
数日前、島外在住で、数十年前からお世話になっている、おばあちゃんから贈り物が届いた。
夕方電話をすると、電話口のばあちゃんの話す事が????
「ばばです」と言うと「ん?誰?」と言うので「いつもお世話になっている徳之島のばばです」
と答えると「徳之島?誰かねぇ・・・私分からんよ」と。。。。
その後「100才になって、耳が聞こえにくくなってね~」とも。
数十年前、ばばが心細くて、落ち込んでいた時
美味しい料理を作って届けてくれたり、道で会うと、
家族のように親しく声をかけてくれたKばあちゃん。
その時のおばあちゃんのご恩を忘れてはいけないと、徳之島に帰ってからも
たまには手紙を書いたり、電話をかけたりして、おつきあいは続いていた。
去年辺りから「ちょっと耳が聞こえづらくてねぇ」と言って
電話での会話がかみ合わないことも少々あったけど、それでも変わらない
優しい言葉をかけてくださっていた。
健康のために、毎日散歩を続けているとも話してくれた。
でも・・・数日前は、いくら語りかけても、ばばのことも
徳之島のことも、全く分からないと話されるので、ばばも胸が痛くなった。
年を重ねるって、こういう事もあるんだなぁ・・・と再認識した。
100才にもなれば、何十年も離れていれば、
声や顔を忘れてしまうことも当然のことかも、寂しいけれど仕方が無いよなぁ
と思いながら電話を切った。
Kばあちゃんとは、何十才も年が離れているのに、
ばばの方こそ、最近、自分でも「あれっ?」と思う事が多々ありすぎて
笑ってすまされないなぁと、ちょっぴり不安にもなる。
昨日夕方、どうしても買いたい物があって、あるお店に寄った。
お店の近く迄行って、ガァ~~ン!!!
何と「休店日」の立て札が。。。。。
ハッと気づいた。
そのお店は、第1と第3水曜日が休店日だったのだ。
そう言えば、数週間前にも、このお店の休店日に行ってしまい
引き返したことがあった。
自宅のカレンダーは、ちゃんとマジックで第1と第3水曜日を丸で囲んであるのに・・・・
ハァ~~情けない、情けない。
情けないと思いながらも、車中で大笑いしたけど・・・笑ってて良いの?ばば。
こんなばばが、もし、100才まで生きていたら・・・どうなるんだろう?