儚い饗宴

6月17日(木)曇り後晴れ

午前中はドンヨリ曇っていたけれど、昼からはお日様ギラギラの徳之島です。

数日前辺りから「もしかして?今夜・・・」と楽しみにしていた事が夕べ・・・

我が家の庭には数カ所に月下美人が植えてある。

これは、もう10年くらい前、ある方が、ばばに下さった株を育て

株分けし育てていたものだ。

ここ数年は毎年、毎年開花してくれ年々、花数も増えてきている。

昨年は、8月と10月に開花したようで、写真に撮って飾っている。

別に期待していたわけでは無いけれど、今年も蕾を付け始めた。

今月初め頃からだったかなぁ?

その数、合わせると10個以上。

平仮名の「し」の文字のように.蕾は曲がっている時期がある。

そのままだんだん膨らんで、開花する。

数日前から「そろそろ開花するのでは???」と期待していて

昨日のお昼過ぎには「もしかして?今夜咲くかな?」と思って写真を撮って置いた。

下の画像の撮影時刻は、16日15時53分。

月下美人蕾

夕べ、食事を終え、片付けをして、ネット徘徊もして「もう、眠ろうかな?」と思った。

でも、何故か月下美人のことが気になり、9時を少しまわっていたけど

怖々外へ出て見たら・・・・

おぉ〜〜〜っ、開花している〜〜〜全部で10個も。

気分が高揚して、すぐにカメラを持ち出し撮影開始。

撮影時刻は21時30分。

開花

そこはかとなく芳香が漂う中、夢中でシャッターを切るのだが

暗闇での撮影で、なかなか上手く撮れず、懐中電灯を持ち出した。

左手に持った懐中電灯で花を照らし、右手でシャッターを切る。

なかなか上手くは撮れないけれど、夢中で撮って、後で見たら数十枚も撮ってあった。

じじも呼んだが、そんなに興奮した様子も無く1回だけシャッターを切って

もう、戻って行った、

「えっ?1枚しか撮らないの?」ときくと「もう、良い」って。

じじとばばの、この温度差・・・・

もし、夜、珍しい小鳥でも我が家の木の枝に留まっていたら

じじは夢中で撮るだろうな・・・・ばばも、撮るかな?きっと(野次馬根性)。

普段、夜9時も過ぎて、ひとりで庭に出るなんてしないけど

昨日は、テンション高くて、ひとりで盛り上がってしまった〜。

それにしても、月下美人って咲くのは、たった一晩。

それも、ずっと咲き続けているのかどうかは分からない。

朝見たら、10個の花、全部ダラ〜〜ンと下を向いて、垂れ下がっていた。

「月下」って名が付くくらいだから、月の明るい晩に咲くのかな?

じじが、夕べ撮影に出て来た時「今日満月なの?」と聞いたけど、

ばばは、月齢など詳しい事は全く分からないし、夕べは曇っていたせいか

月の光は無かったなぁ・・・だから、懐中電灯で花を照らしながら撮ったんだよなぁ。

あくまでも、強く自分を主張するわけでは無く

ひっそりと夜に開花し、周囲に芳香を漂わせる月下美人。

ちょっと寂しいなぁ・・・・・

それにしても、昨夜は10個もの月下美人が、ほぼ十数分のうちに

次から次へと開花した。

そして、今日早朝には儚く萎んでしまった。

ある意味「儚い饗宴」と言えるのかなぁ?

儚いからこそ美しいのかなぁ?月下美人・・・・