せつなくて涙が出る・・・

3月16日(火)晴れたり曇ったり

晴れ、時々雲が出るような天気予報だったので洗濯から1日のスタート!

洗濯物を干しながら、ふと目を転じるとお隣さんのイッペーの花が。

昨年より花数は少ないけれど、やはり花を見ると気持が穏やかになるね。

昨日は昼から実家へ行って来た。

過日、除草剤を撒いたり、伸びすぎた木を切ったりして

ノコギリとか鎌等、作業に使った物をそのまま実家に置いて帰って来ていたので

それらを取って来ようかと思って。

作業用具を採ったらすぐ帰るつもりが、雑草が又々、けっこう生えていたので

再度除草剤を撒いて帰る事に・・・・

作業終わったのが、4時前。

急いで後始末をし、荷物を車に積んで帰路に。

途中、実家のすぐ裏の高台「オロギバンタ」で車を停めた。

海があまりに穏やかで、美しかったので写真に撮ろうかと。

車を降りて海に向かって立つと、ふと30数年前の父の事が思い出され胸がいっぱいになった。

オロギバンタ

当時、我が家の子ども達は吹奏楽部やジャズバンド部にいて

島外の色々な大会に出る時、鹿児島航路の船で往復していた。

「オロギバンタ」からは、鹿児島へ向かう定期船がよく見える。

前もって「○月○日は、島外へ演奏に行くのよ」と、週末実家に行った時

娘達から伝えてあった。

当日、鹿児島へ向かう定期船が、丁度目の前を通る時間、

父は枯れたソテツの葉や薪を数本、オロギバンタに運んで

たき火のように燃やし狼煙を上げて、娘達を見送っていたそうだ。

勿論娘達は、そういう事は知らないから、きっと船内で

友人達とお喋りしたりしていただろうね。

父が前もって、伝えるような事もしなかったから。

もし伝えてあったとしても、狼煙は見えなかっただろうなぁ・・・

定期船は、はるか沖を行くから・・・・

その定期船には可愛い孫が乗っている。

「じいちゃん、ばあちゃん、応援しているから、頑張っておいでね〜」と

内心で応援しながら、暫く焚き火をし続けたんだろうな。

見えない所から、可愛い孫達に思いを伝えようとしていただろう父。

今になって、父の行動に思いを馳せると、切なくて涙が出そうになる。

無口で、姉家族やばば家族が実家へ帰っても自分からペラペラと話す事は無く

黙って、笑顔で子どもや孫達の話を聞いていた父。

それでも充分、思いは伝わっていたよ、お父さん。

だから、今でも私達はお父さんを尊敬しているし大好き!

勿論、孫達もね。

家族や他人に声を荒げる事も無く、いつも静かに周囲を見守っていた父。

昨日、姉とばばが降り立った地点に、数十年前、父も立って

沖行く船を眺めていたかも知れない。

両親亡き後、感謝や尊敬の気持が一段と強くなるものだなぁ・・・と

つくづく思う昨今のばば。

両親が元気なうちに、もっと色々語りたかった。

旅行もしたかった。

美味しい物も食べさせてあげたかった。

後悔ばかりのばばです。

少なくとも月2回はお墓参りがてら実家の様子を見に行くようにしてるが

家の中とかが劣化していくのを見ると、せつなく、つらいです。