目の前で・・・
11月1日(日)晴れ時々曇り
昨夕、宅配便が届いた。
最近は、色々な物をネットショップで買う事も無いし
「誰からだろう?」と思ったら、大好きなHちゃんから。
「テレビでのコマーシャルを見て、あまりに美味しそうだったから」??
と言う事で、自分の分と、じじばばにもと注文してくれたんだって。
送り物の中身は、珍しい味のバター。
じじとばばが朝はパン食だと知っているから、きっと送ってくれたんだろうな。
ありがたいなぁ・・・
ばばが、ネットでは探す事の無い、美味しい食べ物など
毎年送ってくれる。
じじとばば、数年前までは、必ず、食パンの上に「とろけるチーズ」を乗せて
トーストしていたが、何年か前からは、何も乗せずにトーストするようになった。
Hちゃんが、せっかく、送ってくれたので、今朝は早速バターを塗ってトーストする事に。
「鰹ぶし味」とか、「山わさび味」という初めての味、それに「はちみつ味」と「ブルーベリー味」、
「ソルトバター」の5種類。
どれから試食しようか迷ったけれど、先ずは慣れている「はちみつ味」を塗ってトースト。
こんがり焼くと、香ばしくて甘く、美味しいっ!
「美味しいね、ありがたいね!」と言いながら、Hちゃんに感謝しつつの朝食でした。
朝食を終えると、ばばはいつもの庭見回り。
庭へ出て、桜の木の前に行ったとき異変を感じた。
いつもは「ミィ〜〜ン、ミィ〜〜ン」とうるさく鳴くセミの声が
今日は途切れ途切れだったのだ。
「あぁ、もう、最後なんだねぇ」と思いながら、姿を探したら・・・・・
まさか!!
大きなカマキリがセミを口に咥えている。
※画像しばらく経って、カマキリが前足でセミを押さえているところです。
セミにとっては、今正に命尽きる前、最後の鳴き声だったのだ。
ばばは、どうしようも無く、唖然と見ていたが
慌てて「じじ〜カメラ持って、すぐ下りて来て〜」とじじにも声をかけた。
じじも、カメラを持ってすぐ下りて来た。
ばばの指さす方を見て「あぁ〜」と呟き「ばば、先に写真撮りなさい」って。
ばばはカメラの腕も悪いので、何とかじじに画像を残して欲しいと思ったが
言われる通りに何回かシャッターを切った。
その間も、セミは最後の力を振り絞って鳴いている。
体をカマキリに飲み込まれながら・・・・・
見ている間にも、セミの声は、か細くなり・・・
カマキリは、セミを丸呑みにするのだろうか?
少しずつ食い千切って食べていくのだろうか?
じじも写真や動画を撮っていたが、うまく撮れているかなぁ・・・・
桜の枝が邪魔になって、写真は撮りにくかったので、門扉を開け外へ出て
道路側からも何枚か写したけど・・・自信は無い。
それに、セミがあまりに可哀想で、最後まで見届ける勇気は無かった。
じじが撮影している間に、ばばは菜園を見に行ったりしていたが
あっと言う間にじじも撮影が終わったようだったので「カマキリどうした?」と聞くと
「逃げて行った」って。。。。。
セミを全部食べてしまったのだろうか?
ばばはどこにいるか見つけようとしたが、木の上の方に逃げたのか?
それとも?飛んで、何処かへ逃げたのか分からなかった。
それにしても、目の前で、生きたままセミがカマキリに襲われるなんて・・・・
為す術も無く、小さな命が果てた・・・・・
残酷で痛ましい・・・
自然界の弱肉強食・・・・
明日から、我が家の桜の木で、別のセミが鳴いてくれるだろうか?