もしかして、偉くなった?

5月22日(金)雨

亀津の町

※画像は昨日夕方、買い物に出たついでに寄った海岸の砂浜から

ばば達の住む亀津の町へカメラを向けて撮った物です。

昨夕から雨模様の徳之島です!

夕べは寒くて,羽毛布団被って寝た〜

朝起きたら、夕べからの雨や風に煽られたのか庭のデュランタの枝が、

大きく枝垂れていた。

ばばが子どもの頃、母が「梅雨が明けるまでは冬物しまったらいけないよ」

と言っていたけど、毎年のように「母が言っていたとおりだなぁ」と実感する。

羽毛布団にしても、長袖の上着や羽織り物にしても

あと暫くはしまずに出しておこう。

最近、ばばは、家庭内でだけ、少し偉くなったのかな?と思ったりする。

なぜって?数日前、ばばが生協のチラシを見ていたら

じじが「欲しい物があれば買えば良いよ。

僕が買ってあげようか?」と言うので「良いよ〜自分で買うから」と答えたけど・・・

何で?今までも自分が欲しいものは,自分でどんどん買っていたのに・・・

又,夕方になると,必ず「ばば〜今日はお風呂にする?

シャワーが良い?」と聞く。

ばばが「お風呂が良いな」と言えば、じじは、さっさとお風呂を準備してくれる。

ばば少し,偉くなったのかな?と思ったりするけど・・・・どうかな?

お風呂の時は自宅まで階段上がらなければならないから

暖かくなってきてからは、ほぼ「シャワーで良いよ」と答える。

何故、じじが、わざわざ、ばばに「風呂にする?シャワーにする?」と聞くのには

訳がある。

ばば達が,両親宅で暮らすようになって7,8年。

まさか、両親宅にこんなに長く住むとは予想もしていなかったけど

バリアフリーだし、ばばは、ほぼ1階で動けるし、色々と便利。

自宅は2階で生活するから,明るくて、見晴らしが良いのが一番嬉しいんだけど

バリアフリーでは無い。

買い物とか外出する時は必ず階段の上り下りをしなくてはならない。

宅配さんや郵便屋さんも、大きい荷物を運ぶ時などは

大変だなぁ?とか思ったりする。

いつでも,戻ろうと思えば自宅へ戻れるんだけど、

7,8年経つと、もう、今の生活に慣れてきて「自宅でも,両親宅でも

どっちでも良いかな?」と思う時もたまにはある。

「家は,人が住まなければダメになるよ」と、

昔から周囲の人が言っていたけど「そうかも・・・」と実感もする。

家が2軒と言えば、贅沢な悩みと言えば,そうかもしれないけれど、

家を2軒管理するのは大変だと思う。

親亡き後、子ども達は親の家の管理もする事が多い。

子ども達も、都会へ出て、家庭を持ち、自分の家を持つ人も多いから

現役時代は、島へ帰る人は,そんなに多くないと思う。

島では、空き家が目立ち,だんだん廃墟になっていく家も多い。

寂しいし,勿体ないけど,これが現実。

現在、ばば達は,ほぼ同じ敷地内に自宅と両親宅がある分、

行き来も出来るが、自宅へは1日1回、足を運ぶ事がない日もある。

もう、7,8年もそんな状態で,数年前、たまたま、じじが自宅でお風呂を入ろう

と、水道の水を出そうとしたら、錆の交じった水が出てきたらしい。

それに,カルキで蛇口なども詰まってしまっていて

じじは、お風呂のシャワーの蛇口とか,水道の蛇口とか、

縫い針の先で一穴ずつ掃除をして、水の出が少し良くなった。

だから、今でも、寒い時期、お風呂を入る時は

なるべく自宅に行って、自宅の水道等を使うようにしている。

じじが、わざわざ「ばば、今日は,お風呂にする?」と聞くのは

水道とか、綺麗に管理したいから・・・・

ばばは全然偉くはなっていないと思うけど、

たまに、ばばが,わざと生意気な事など言うと

じじは「偉っそう〜〜〜に」と言う。

ばばは間髪を入れず「だって、ばば偉いんだもん!」と答える。

だって、毎日、年中、炊事、洗濯、掃除、その他諸々、

ほぼ、ほぼ、ばばがやっているから、我が家で、じじにだけは

「ばば偉いんだもん!」と言いたいんです〜

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