天国へ発つ前に・・・・

3月2日(土)晴れ時々曇り

このところ、4件連続お悔やみがあり、お通夜や告別式に参加して

夕べはブログを書く事もできなかった。

昨日は親戚の方の告別式に朝から参加。

式が始まる前に、周囲に座っている方々の会話が気になった。

告別式が始まる前なのに、「役場の戸籍」「戸籍立て」「入籍」

などという単語が頻繁に会話の中に出てくる。

主に話しているのは,ばばの後輩と先輩。

そのうちに「モトシンショ」と、これ又聞いた事の無い単語が出て来た。

「入籍?」「戸籍立て?」・・・まるで結婚する人たちが役場ですることのような・・・

どうして?斎場で,こんな単語が出てくるのだろう?

不思議だった。

話している方に「初めて聞く言葉ですが、まず、モトシンショって

どういう事ですか?」と聞いてみて、ビックリした。

「モトシンショ」とは、納骨の前に、墓地の決められた場所に建てられた

小さなお地蔵様の前で、ある方が簡単な神事を行う事らしい。

昨日は,ばばの後輩がその神事?を行うらしかった。

お地蔵様の前で、亡くなった方の「生まれ年の干支」「生年月日」

「年齢」「氏名」を読み上げ、「迷う事無く、天国へ行けますように」と

メモを読み上げ、お水とお酒をお供えするとの事だった。

実家集落の葬儀には何回も参加しているが、

今までこんな神事を見た事も聞いた事も無かった。

そう言えば・・・・実家両親のお墓のすぐ傍らに小さなお地蔵様が建ったのは

何年前だっただろう?

気づいてはいたが、天国へ無事行けるようにお参りをする為だったとは・・・・

元々は、お地蔵様の代わりに小さな石が立てられていたそうだ。

自分の両親や兄姉の葬儀の時も、戸籍立てやモトシンショは

行われたはずだが、自分が動転していたせいか全然記憶に無い。

昨日、告別式が終わり、火葬場へ行き、

実家集落の墓地へ行ったのは3時前だった。

ばばと姉はちょっとした事情があり、お墓へ到着するのが少し遅れたが

たまたま,ばばの先輩と後輩がみんなが集まっているお墓とは

違う方へ歩いて行くので、不思議に思い聞いてみると

「戸籍立て」に行くと言う。

「付いて行って良い?」と承諾を得て付いて行ったら、

なるほど、数件の墓地のある場所の片隅に小さなお地蔵様が立っていて

その前には湯飲みと杯があった。
お地蔵様

ふたつとも少し汚れていたので、ばばが水道で綺麗に洗った。

湯飲みに水、杯にお酒を注いでお地蔵様に供え

後輩が亡くなった方の名前や生年月日や生まれ年の干支などを

メモを見ながら読み上げた。

読み上げた後、先輩と後輩、姉とばば、4名は頭を垂れた。

その後、お墓へ行き、お線香を立てて黙礼。

他の方々と一緒に,墓地を後にした。

今回の葬儀に参加して、又ひとつ、故郷に伝わる伝統行事?を目の当たりにした。

この「モトシンショ」とか「天国での戸籍立て」などの神事?は

じじの地元では無いと思う。

徳之島3町の他の集落でも同じような事をする所があるのだろうか?

この行事、これからもずっと続いていくのかなぁ・・・・

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