信じる?信じない?

7月18日(水)晴れ


信じる?
信じない?

去年の夏、二女が帰省するので、姉と2人で空港へ迎えに走った。
途中、ばばの実家集落近くから空港へ向かう直線道路に入った途端
車の上で「パラパラッ」というような音が聞こえ出した。
広い直線道路で、天気も晴天、青空が見えていた。
一瞬「屋根に小石のような物が次々当たっている?」と思った。
姉も同じような事を思ったらしい。
でも・・・上から何かが落ちてくるような状況でも無いし
勿論我が家からは既に30キロ近く走っているけど
音が聞こえ出したのは直線道路に入ってからだった。
小石や木の実が絶対落ちてくるはずは無い。
次に考えたのは「雹が降っている?」だった。
しかし、フロントガラスや周辺道路、車の前部にも
雹らしき物や、雹が溶けたらしき物は見えず・・・
そのまま1キロ近く走って、ほかの車の邪魔にならない広い場所に車を止め
姉と2人で車の上の方を確認した。
物が当たった形跡も無ければ、変形も無し。
不思議に思いながらも、そのまま空港へ向かった。
車を一旦止めて走り出してから、音はピタッと止んだ。
不思議で不思議で仕方が無い出来事だった。
空港で娘を迎え、帰りながらも先ほどの出来事を話し
音がした地点にさしかかったが、今度は何事も起こらず音も聞こえなかった。
初めての奇妙な体験だったので、じじにも報告した。
じじは「科学的根拠がな物は信じない主義」なので
ばばの話を信じてはいないだろうと思うけど、
ばばだけで無く、姉も一緒に体験したので、絶対思い込みや妄想では無い。

この話は、去年ブログに書いた。

そして。。。3日前、姉親子を空港に送った後の事。
空港で誰かを見送る時、じじ&ばば&姉は、飛行機が飛び立つまで
空港から少し離れた場所で、見送る事にしている。
その時は着ている上着や、たまには座る為に積んであるシートなど
大きくて目立つ物を、飛行機に向けて大きく振るのだ。

姉と姪が手荷物検査室に入る前に、一言「どこそこで何か目立つ物を振って
見送るからね」と伝えておけばよかったのだが、今回はうっかり忘れていた。
姉親子と別れて、車に戻りながら「私語の見送りまでしなくてよいかなぁ?
でも、伝えていないし、席も窓際かどうか分からないし、気付いてもらえないかもね。
こんなに暑いし、今日は、このまま帰る?」という事で
車は空港を出て、見送り場所には行かず、そのまま帰宅の途に・・・
走り出して程なく、ばば姉は機内の姉にメールをしていた。

そして、帰宅後、姉や姪からはお礼のメールが何回か届いた。
夜になって、10時前だったかな?姉からわざわざお礼の電話もきた。

「空港の横で、見送ってくれていたでしょう。ありがとうねぇ〜」と言うので
ビックリして「最後まで見送りたかったけど、姉さん達に伝えてなかったし
席も分からないから、そのまま帰って来たのよ。ごめんなさい」と言うと
姉は「ばばちゃんと、○ちゃん(ばば姉)と背格好や着ている服まで同じ2人の人が
ずっと何か振って見送ってくれていたから、てっきり2人だと思ったんだけど・・」と言う。
姉が偶然、機内から、ばば達が何時も発つ人を見送る場所を見ていたのだろうか?
姉には、具体的に何処でどのようにして見送っているか話してもいなかったのに・・・

姉とばばが、姉親子を飛行機が遠ざかるまで見送ればよかった、
でも伝えていないし・・席も分からないし・・」とか話していた同じ時刻位に
本当に偶然に、姉が機内からばば達が何時も見送る場所を見ていて
そこに、ばば姉妹が立っているように見えたのだろうか?

ばば達の心だけが見送りの場所へ走って行っていて
姉には、ばば達の姿が見えたのだろうか????
次の日、姉と2人は電話で姉が話した事を語り合って不思議な気持ちになった。

もしかしたら?偶然、機内から姉が外を見た時に
ばば姉妹と似た二人連れが、ばば達が何時も見送るポイントに
立っていたのかも知れないけれど・・・
以心伝心というか、本当に不思議だと思った。

以前、姉とは、ばばが、ちょうど電話しようとしていたタイミングで
姉から電話がかかってきたりする事もあって、その時も
「以心伝心。お互い心が通じているんだね」と話したけど。

お互いに思い合っているからこそ「距離的には離れていても心が通じる」
って事、あると、ばばは思っているんだけどね。

※今日の画像は過日撮った沖のトンバラ(トンバラ岩)です。

 

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