興味?疑問?
5月6日(日)晴れ
昨日はこどもの日。
夕食の後、何故かじじが「せいくらべ」の歌を口ずさんでいた。
♪柱のきずは おととしの
五月五日の 背くらべ
粽(ちまき)たべたべ 兄さんが
計ってくれた 背のたけ
きのうくらべりゃ 何(なん)のこと
やっと羽織の 紐(ひも)のたけ♪
聞いていたばばが「ねぇ、お兄さんが背丈を測ったのは
弟かなぁ?それとも、妹かなぁ?どちらとも取れるよね」と言った。
すると、じじは「弟だろう、今日は端午の節句だし」と言う。
端午の節句でも、子ども達の健やかな生長を祈り、祝う行事だし
妹でも良いんじゃない?と内心思ったので
食後ネットで調べてみた。
すると、作詞したのは海野厚しさんという方で
この方は7人兄弟の一番上で、この歌詞は17歳年下で末弟、春樹さんの視点で
書かれたのでは?と解説されていた。
又、何故?一昨年の子どもの日に計った「柱のきず」なのかについては
作詞者が結核の治療中で帰省できなかったのでは?とか
恩師の追悼式に出ていて帰省できなかったのでは?等の説があると書かれていた。
じじが歌を聞きながら、急に「背を測ってもらったのは弟?妹?」と
思って、じじに話しかけたのだが、
じじは「なんで、ばばは、そんな事を考えるのかなぁ?
ばばの頭の中は、どうなっているんだろう?」と言った。
ばばは興味のある事にはすぐ飛びつく。
ラジオのアナウンサーやコメンテーターの言葉とか
町の防災無線の放送内容など聞いても
「えっ?」と思うと、すぐじじに話しかけてしまう。
でも、興味を持って調べたりして、スッキリする嬉しい。
夕べも、今までは、何十年も、ただ聞き流していた「せいくらべ」の作詞者の事や
歌詞の内容についても知る事が出来て良かった!
こんな、変なばばに付き合わされるじじは、ちょっと可愛そうかな?
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今日のお昼は、今年初の筍ご飯を炊いた。
筍、薄揚げ、ニンジン、薩摩揚げ入り。
鶏肉はじじが好まないので、代わりに薩摩揚げを入れたが
最初から入れたら、ちょっと蒲鉾?の匂いがするかと思い
これだけは別に焼いて甘辛く味を付け、炊きあがったご飯に混ぜた。
じじは、雑穀米ご飯が一番好きなので、筍ご飯はどうかな?と思いつつ
毎年炊くのだが、「美味しい!」と完食。
普段より多めにお茶碗に入れたんだけど。
じじが美味しい!と言うので、お隣さんや姉、友人にも味見してもらおうと
パックに詰めたら、3カップ炊いたご飯は全部無くなった。
次は、筍やダシの量をもう少し増やしたりしてみようと思っている。
美味しい物を作ると、子ども達や親しい友人達にも食べさせてあげたいと
思ってしまうばばだけど、何せ自己流だから、自信は無い。
じじはいつも味見役。
味見役から「合格!」のお墨付きをもらえるように試行錯誤を続けます。
※「せいくらべ」の画像はネットからお借りしました。