鳴き真似合戦、他
3月6日(火)曇り後晴れ
朝食時、鳥の鳴き声が聞こえた。
ヒヨドリのようなウグイスのような鳴き声。
「ホーホケキョ」という本格的なウグイスの鳴き声を
今年は、まだ聞いていない。
「ねぇ、今鳴いているの、ヒヨドリだよね。
でも、時々ウグイスの声にも聞こえる」と言うと
じじが「ヒヨドリは、他の鳥の鳴き真似も上手いんだよ」と言った。
その後、「ほ〜ほけきょ」と、じじがウグイスの鳴き真似をした。
すると、暫く経って、同じように「ホ〜ケキョ」のような
鳴き声が聞こえた。
まるで、ヒヨドリが、じじの泣き声に応えているみたい。
又じじが「ホ、ホ、ホ、ホ、ホケキョ」とやると
やはり「ホケキョ」と反応があった。
数回、じじとヒヨドリの鳴き真似合戦?の後
急にヒヨドリの声が聞こえなくなった。
「あれ^、ヒヨドリ鳴かなくなったね」と言うと
「僕の鳴き声聞いて、本物のウグイスが来たと思って
逃げたんじゃない?」って。
何で、本物が来たからって逃げるのか、ばばには訳分かりませんけど〜〜
ほんとかなぁ???
ばばの知人の庭では、もううるさい位にウグイスが鳴くらしいけど
何故、我が家にはウグイスが来てくれないんだろう?
桜の花も咲き終わって、今は青いサクランボがたくさん出来ているけど・・・
ウグイスって、どういう環境を好むんだろう?
本物のウグイスの鳴き声、聞きたいよう〜。
3日前のこと。
夕方の買い物を終えて、車庫に車を入れ、ふと入り口を見ると
メール便などを入れる為のプラスチックの箱の横に紙包みが・・・
箱にはメール便のパンフレットのような物も入ってはいた。
メール便はすぐ取りだしたけど、横の紙包みが気になる。
我が家の車庫の中に入れてあるという事は、
誰かが、じじとばばにあげる為に置いたと考えたい。
少し紙を剥がして見てみた。
もしかしたら?メッセージでも入っているかと思って・・・
包みは3つあって、どれも野菜が包まれている。
ひとつは、大きなキャベツ、もう一つは青梗菜、
そして、もう一つはホウレンソウ、メッセージは無い。。。。。
野菜高騰の折からとても有り難いけど、
何方が下さったか分からないから、持ち帰ることはしたくない。
野菜は紙に包んだままの状態で車庫に置いたまま家に入った。
心当たりの方を何名か考えてみる。
姉かな?
姉なら濡れ縁まで来て置いてくれるはず。
ご近所さんかな?
やはり車庫には置かないだろうなぁ・・・
となると、ちょっと離れた場所に住む友人達のうちの誰か?
夕方、雨も少し降ったから、急いで車から降りて
家まで来ないで、車庫に置いてくれたのかな?
色々考えながら、夕食の準備を始めていたら
6時を少し過ぎる頃、電話が鳴った。
どなたか分からないので、黙っていたら「ばばちゃん?」と呼びかけ
その後「Hです。夕方、雨がちょっと止んだので、
今だっ!と車でお宅の車庫まで行って、野菜を置きました。
少し、虫食いもありますが良ければ、使って下さい」って。
あぁ〜、Hちゃん。
数週間前、スーパーで野菜を買っていたばばを見て
「うちにも同じような野菜があるから、いつか届けるね」って言ってくれた。
「ありがとう〜」と答えて別れたんだった〜。
その事を、ばばはすっかり忘れていたけど
Hちゃんはちゃんと覚えてくれていて届けてくれたんだね、ありがたいよね。
タンカン、キャベツ、サニーレタス、ピーマン
青梗菜、ホウレンソウ、ジャガイモ等々・・・・
ご近所さんや、知人、友人達からいただいてばかりの、ばば。
「どうして、こんなに彼方此方の方が、野菜など下さるんだろう?}
と言ったら、じじは、ただニコニコ笑っていた。
何週間も前は朝早く玄関先に野菜が置かれ、メモが入っていた。
今回は、初めは何方が下さったか分からなかったけれど
わざわざ後から電話を下さった。
因みに、今回Hちゃんからいただいたキャベツは特大サイズで
直径が約35?位で、重さは約2キロもあったよ。
ホウレンソウも、すでに茹でてごま和えにしたり
ベーコンと炒めたりして頂いているが、まだまだ残っている。
キャベツは使い切るのに数週間はかかるかも・・・
本当にありがたい。
気にかけて下さっている友人知人に、
ただ、ただ、感謝の気持でいっぱいです。
ばばも「他人様からいただいた親切は、親切で返さなくちゃ!」。