サプライズ!
1月18日(木)晴れ後曇り
3時過ぎ頃、洗濯物を取り込む時、迷う。
まだ濡れてる?冷たいだけ?
だから、一応干してあった時間やその日の天候を考え
「冷たいだけで、乾いている」と判断したら取り込む。
そして夕食前後まで室内で広げておく。
すると、あまり冷たくもなく、乾いていると確信できるようになる。
外気温が10度前後とか、10度ちょっとという時は特に迷ってしまう。
暖かい日差しが欲しいよう〜〜
さて、昨日は娘達が企画してくれた親子女子会だった。
しゃれた食事処でランチを済ませた、そろそろ出ようかと言う時に
娘が「ねぇ、お母さんのショルダー大分くたびれているんじゃ無い?
いつも世話になってばかりだから、私たちで新しいバッグを
お母さんにプレゼントしようよ」と言い出した。
えっ?えっ?
予想もしていなかった娘の言葉にビックリ!
今使っているショルダーは、次女と一緒に隣の駅まで行って
商店街巡りをした時に、娘もばばも気に入って買った物だけど
もう、3年位使っている。
普段島ではあまり使わないけれど、旅行の時は必ず使っている。
3年位しか使っていないし、まだまだ大丈夫と思っていたけれど
「お母さん、ショルダー部分なんか大分くたびれているよ」と指摘され
初めて気づくばば。
それにしても、まさか女子会の後バッグのプレゼントって!!!
娘達の後についてバッグ売り場へ。
広いスペースで、色々なブランドのバッグが並べられている。
「お母さん、これは、どう?」と娘達がチョイスしたバッグを見せる。
色、形、大きさ・・・
ばばの好みをほぼ分かっている娘達。
「まぁ、良いかな?」と言うと、「もう少し他の店も回ってみよう」と
次から次へとお店を巡り、あるブランドのバッグに目をとめた娘。
「お母さん、これ、どう?」と聞かれた品は、色が黒で
ちょっと小さめだけど、普段ばばは財布、免許証、携帯位しか入れないから
充分に入る大きさだ。
「良いね」と答えたばばに、もう少し見てみる?」と移動した先に又すてきなバッグが。
本皮製で、色は黒。
さっきのバッグの2,3倍の容量もあるし、ショルダーにもなり手提げにもなる。
「ちょっとしたお呼ばれとかにも良いと思うよ」と娘達。
「お母さん、さっきの小さなショルダーで良いよ」と言うと
「えっ?」と娘達。
そして「ふたつとも素敵だし、それぞれ使い道はあるから2つプレゼントする」って。
わぁぁぁぁぁぁ・・・・・・
1つで充分なのに・・・・
さっさと支払いを済ませ、包装してもらったバッグを娘が持ち
その後も親子で洋服など見て回った。
都会のデパートで買い物をするなんて滅多に無いばばは
別に欲しい物は無くてもキョロキョロ・・・
歩きながらも、娘達の優しさについつい胸が熱くなる。
ばばは結婚後仕事も続けたので、子育てはじじの両親がしてくれた事、
共に働くじじが、娘達を早朝ランニングをしたり、海に連れて行って泳がせたり
自転車の乗り方や鉄棒を教えてくれたり、宿題を見てくれたり・・・
母親として、ばばは娘達に何をしてあげただろう?といつも思う。
学校行事などにも、じじ両親かじじが参加してくれくれていたが
大人になってから「たまにはお母さんにも来て欲しかった」と、
ある日、娘が言うのを聞いて、「申し訳なかった。寂しい思いをさせていたんだね」と
胸が痛くなるばばだったが、続けて
「お母さんが働いてくれたお陰で、今の私たちの生活があるから
感謝しているよ」と言われ、又々胸がいっぱいになったばば。
だから、退職前に誓った。
「退職したら、出来るだけ娘達をサポートしよう。
娘達が幼い頃出来なかった分も可愛がってあげよう」と。
たとえ「お母さん、甘やかし過ぎ〜私たち、もう立派な大人なんだから・・・」
と言われる事もあるけれど、ばばは今が「親孝行」ならぬ「子供孝行」の時と思っている。
そんなばばに、昨日娘達が素晴らしいプレゼントをくれた。
島では絶対買えないような、自分では買えないようなプレゼント。
何て幸せな母親なんだろう!
この子達の母親になれて本当に良かった!
ずうっと、感動の中にいた昨日のばば。
別れる時、娘がハイタッチをし、
「お母さん、又絶対来てよね。その時も又女子会しようね」と言いながら
握手をした。
その後も何回か握手をした。
握手をしながら、本当は涙が出そうだったけど、ぐっと我慢した。
「お母さん、そのバッグ絶対使ってよね」
「ちゃんと使っている写真とか送ってよね」と言われて又、ウルッ!
えぇ、使わせてもらいますとも。
使う度に、あなた方の顔を思い出すよ、きっと。
娘達よ、ありがとう!!!
あと、娘達お共に過ごす時間がどのくらいあるだろうとか
最近は寂しい事ばかり考えてしまうばばだけど、
娘達のためにも、元気で笑顔いっぱいのばばでいなくちゃ・・・・
都会と徳之島、地理的には遠く離れていても、
いつも母さんは、あなた方の傍にいるよ。
思いがけないサプライズで色々な事を考えた昨日でした。