1回で行けた〜他

11月15日(火)曇り


鹿児島到着1日目は・・・
ホテルに荷物を預け、まずは鹿児島県内で一番大きい?デパート山形屋へ。
ホテルから徒歩で7,8分の場所にある。
デパートで買う物は無いと思うが、上鹿する時は,必ず立ち寄る。
その年流行ののファッションとか、生活小物とか、
島では少ないブランド物とか、見たいからね。

ひとりでのんびり歩いていたら,前から来たご夫婦に声をかけられ
見ると、今から20数年前の教え子ちゃんのご両親で、ビックリ!
「山形屋でね、北海道物産展しているから
ばばちゃんも色々買っていらっしゃいね〜」って。
北海道物産展かぁ〜海産物とか,有名なチョコレート菓子とか
おかきとか、美味しいお菓子も沢山あるんだろうなぁ・・・
と期待しつつ、いざ、店内へ。

物産展はレストランと同じ階で開催されているらしく
上がりのエスカレーターも、下りのエスカレーターも
沢山の人、人、人で、会場は長蛇の列。
ばばは物産展を覗く事はやめて、同じ階のレストランへ入ろうとしたら
レストランへ入る人も長蛇の列で「ただ今の待ち時間15分〜20分」と書いた
立札を掲げた人がいる。
どうしよう?迷ったけど、一応並んでみた。
そんなに長く待った気はしなかったが、席へ案内され、ひとりランチ。
あまりの人の多さに、デパートの中を回る事はやめて
近くにあるお寺の納骨堂へ行き、兄に線香を上げてこようと決めた。
兄のお骨が納められているお寺へ,ひとりで行くのは初めてだった。
広いお寺の納骨堂。
果たして兄の納骨堂へたどり着けるか自信は無かったが
記憶を頼りにずっと奥の方へ歩み、右折したら
何と1回も迷う事無く見つける事が出来た。
兄の納骨堂に着いた途端に,何とも言えない感情がこみ上げてきた。
家族の「希望の星」だった兄。
ばばが高校生になった時、兄が学費も全て出してくれた。
ばばは親元を離れ、兄の食事を作り,洗濯をしたりしながら
3年間、兄と暮らした。
ばばが高校を卒業した後、兄は結婚。
それから約20年後、急逝した。
「希望の星」を急に失ってしまったばば達は悲しみに暮れる日々だった。
あれから30年近くの時が経った。
兄の納骨堂の前にいると、色々な事が思い出されて
でも、なんだか心がス〜〜ッと穏やかになって・・・
約30分くらい、心の中で兄と会話し、お寺を後にした。

もう、夕方になっていたので,そのままホテルへ直帰。

ホテルに戻ると,やはり一人残して来た,じじの事が気になりだした。
自分で、刺身や野菜等買って食べているかな?
たっぷりの豆乳鍋や、豚骨煮、カレー等準備はしてきたが
やはり気になる。
ダメだよ〜ばば、せっかくの「ひとり旅」を満喫しなくちゃ
と思いながらも、島の事を色々思う。

家ではほとんどスイッチを入れる事の無いテレビのスイッチを入れ
あちこちチャンネルを変えながら、翌日の事を考えた。

今回の旅行は、12日夕方からの「あるイベント」のために出てきたのだ。
天気も良さそうだし、素晴らしいイベントになりそうだ。
でも・・明日はホテルを変わらなくちゃいけないし
朝から移動だなぁ・・・
それに、イベントでは、どんな人たちに会えるんだろう?
・・・・色々な事を考えていたら、いつの間にか寝てしまっていた。

さぁ〜、11月12日。
ばばにとっては,嬉しい嬉しい1日になるよ〜

※画像は、鹿児島中央駅です。

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