捨ててしまって後悔している物

4月23日(土)曇り
退職後、多すぎる身の回り品を処分しようと決意したばば。
でも・・捨てて仕舞った事を未だに後悔している物が1つだけある。
それは・・楽器のマンドリン。
ばばが学生だった頃、たしかNHKで「おはなはん」という朝の連続ドラマがあった。
そのテーマ曲を演奏で使われていた楽器が、たしか・・・「マンドリン」。
素敵な音色だなぁ・・・と思っていたのだが
学校で「マンドリンクラブ」が出来たので、すぐ入会部した。
部員は20名くらいだっただろうか?
各自でマンドリンをそろえる事になり
ばばと親友のJちゃんも天文館の楽器屋さんへ行き、マンドリンを購入した。


当時、ばばは育英奨学資金をもらっていて、無駄遣いなどとても出来なかったが
両親に相談して、何とか数万円のマンドリン代を出してもらった。
マンドリンの練習は週に3回くらいあった・・と記憶している。
練習した曲は「丘を越えて」「おはなはん」「影を慕いて」等々・・・
今の若い人達には、どんな曲か分からない人も多いだろうな・・
最初、ピックを速く動かして弦をはじくトレモロが出来なかったけれど
練習するうちに、だんだん出来るようになり
夏頃に部が出来たのに、秋には文化センターで発表会までした。

学生の時は1年半くらいしかマンドリンを演奏できなかった。
でも、卒業して就職した時、ばばの職場のあった地区には
青年団で結成された「楽団」があった。
ばばも、すぐ入団させてもらい、敬老会とかでは
ソロ演奏をさせてもらったりもした。
しかし・・・島でマンドリンを習っているという人とは全然巡り会わず
4年後には、じじと結婚し加計呂麻へ行き
マンドリンを弾く機会はどんどん少なくなってしまった。
何と言っても、一緒に演奏できる仲間が身近にいなかったのが
マンドリンから遠ざかる一番大きな原因だったと思う。
加計呂麻から島へ戻っても、仕事・家事・育児と忙しくなり
マンドリンは倉庫の隅に置きっぱなしだったのだが
ついに10年ほど前、思い切ってマンドリンを処分してしまった。
誰かもらってくれる人とか、施設とかあれば良かったんだけど
そういうことを調べもせず、さっさとゴミに出してしまったばば。
今にして思えば「捨てなければ良かった・・・・」の一心。
マンドリンがあれば、じじが撮影に行っている午前中
ばばは好きな曲を練習したり出来たのに・・・・
今更、新しくマンドリンを買ってまで演奏しようとは思わないけれど
本当に、捨てて仕舞ったマンドリンに対して
「ごめんなさい」という気持がとても強い。

ばばの青春の1ページを飾ってくれたマンドリン。
もう、二度と触る事もないだろうな・・とおもうと
ちょっぴり寂しいな。

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