ヤモリの鳴き声から・・・

2月19日(金)晴れ夕方から小雨
1月中旬、旅行から帰ってきてから、ずっとお弔い続き。
特に、2月になってから、ほぼ一日おきか、二日おきに斎場へ行っている。
喜び事が続けば嬉しいんだけど、お悔やみが続くと、気分が落ち込んでしまうね。
今夕もお通夜に行って来たけど、明晩も又お通夜・・・
何か、朗報が舞い込んでこないかなぁ〜。

夕食時、「チチチチチ」というような声が聞こえた。
一瞬、「何?」と思ったけど、ヤモリの鳴き声だった。
じじが「ばばは、子供の頃、ヤモリの鳴き声聞いた事ある?」と聞いた。
「ヤモリはいたし、姿は何回も見たけど、鳴き声を聞いたか記憶に無い」とばば。
すると、じじが「親父が沖永良部へ転勤になった時、
夜中に変な声が聞こえるから気味が悪くて、怖かった。
それまで、徳之島でヤモリを見たり、ヤモリの声を聞いた事が無かったからね。
だけど、親父が沖永良部でに勤務を終えて徳之島に戻ってきたら
その時は、徳之島にもヤモリが結構いたよ」って。

ばばの実家周辺は畑が多く、家の周囲にも大きなガジュマルの木等があったので
子供の頃から、色々な虫や鳥は見ていた。
色々な種類のトンボにカマキリ、バッタ、チョウチョ、カナブン、カミキリムシ
キノボリトカゲ等も、普通に見られたのに、
今では、そう簡単に見る事は出来なくなった。
時代と共に人間の生活環境が変わってきたからね・・・・

ばばが子供の頃は、プールは無かったけど泳げる川があって
エビやカニを捕まえたり、土手から川に飛び込んだり・・・
田んぼではドジョウやフナ、エビの子供を捕まえたり
タニシを捕ったりして楽しかったなぁ。
タニシなんか家に持ち帰って飼っていたよ。
そしたら、ある日突然タニシの赤ちゃんが
沢山生まれていてビックリしたり・・・・

川で泳ぎ、田んぼで遊び、野山を駆け巡り、
だから、ばばは、じじから「元、野生児」って言われている。
でもね、今考えると自然の中で色々な体験が出来て良かったと思うよ。

各家庭に水道も無く、大きな水瓶があって
集落にあった泉からバケツで水を汲んで、水瓶が満杯になるまで
何十回も運んだなぁ。
途中、大きな松の木があって、季節によっては、マツケムシという
大きな毛虫が道の彼方此方に落ちてきて、毛虫を避けて水を運ぶのが大変だったな。
今だったら、大きな毛虫を見た日にゃ卒倒してしまうかもしれないけれど
子供の頃は、2個のバケツを下げた天秤棒を担いで
ヒョイヒョイッと毛虫を避けて、泉へ続く坂道を上り下りしていた。

集落の水源地であった二カ所の泉、今はどうなっているのだろう?
実家集落へ行く時に、近くを通る事はあるけれど
泉を見た事は無い。

最近、じじとばばは、子供の頃の話しとか、若かった頃の話しとか良くする。
これって、年とった証拠?って、友達から言われたけど
本当かな?

今日は、とっても嬉しい事もあって、その事を書こうと思っていたんだけど
夜、じじがヤモリの話をしたら、そこから色々な事を思い出したりして
取り留めの無い文になっちゃった。
ごめんなさい。
嬉しかった事は、明日書きま〜す!

 

 


 

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