続けよう
2月18日(木)晴れ
ばばがウオーキングを初めて何日経っただろう?
最近は、今まで一番遠いと思っていたスーパーにだって歩いて行く。
ウオーキングを初めて気づいた事。
自分が今まで通っていたお店や、病院や、公共施設等
歩いても10分以内で、はほぼ行ける。
それなのに・・・
ずっと車で出かけていたんだよなぁ・・・
自分の足で歩いてみると、季節の変化を感じる草花や
風景に気づいたり、顔見知りの人から話しかけられたり。
歩くって楽しいという事再発見。
これからは、かさばる買い物をする時以外は
なるべく歩いて行こう。
ばばは、月2回、実家のお墓参りに行くついでに実家に寄る事もある。
中学生まで過ごした実家。
実家の庭からは井之川岳が見えるし、1分も歩けば太平洋が目前に広がる。
大好きな集落である。
しかし、年々人口は減り、お店も集落に1軒あるけれど
品数は極端に少ない。
高齢者と空き家は増え、若者は減っていく。
10年後の集落はどうなるのだろう?
数日前、NHKの深夜放送で、ある方が新潟県の
ある限界集落の事を話していた。
その集落は山深い場所にあり、住人は80代の高齢者が4名。
うち、二人は夫婦で、あと二人はおばあちゃんだそうで
二人のおばあちゃんのうち、一人は厳しい冬を前に
都会の親戚の家に一時引っ越しをしたそうだ。
残されたのは、夫婦と一人のおばあちゃんだけ。
おりしも、雪が何メートルも降り積もり
雪かきをしないと、隣の家にも行けないらしい。
そんな中、放送で話していた方は、その地へ行ったそうだ。
まず、夫婦の家を訪ねると、おじいちゃん一人だけがいた。
不審に思いながら「おばあちゃんは?」と尋ねると
「隣へ行ったよ」と言うので、隣の一人暮らしのおばあちゃんの家へ行くと
おばあちゃん二人がお茶を飲んでいて、訪ねた行った男の人にも
「ぜひ上がってお茶を飲んで」と勧め、
帰りには、秋に収穫したカボチャなどの野菜をドッサリくれたって。
「冬の間の大事な食料、こんなにただいたら・・・」と恐縮する男の方に
「遠慮しないで持って行きなさい」とくれたんだって。
お茶を人でいたおばあちゃんのお子さん達は、都会で暮らしていて
「もう、年も年だから、一緒に暮らそう」と勧めてくれているそうだが
おばあちゃんは、断り続けているという。
「自分が、動けるうちは、ここにいたい」と言っているんだって。
見慣れた風景、親しい隣人、住み慣れた家・・・・
離れたくない気持ちは、ばばも良く分かる。
じじとばばが80代になったら・・・・
二人とも元気で、身の回りの事が出来るなら、
今の家で、ずっと暮らしたい。
その頃、お隣ご近所さんとは、どんなお付き合いをしているんだろう?
こんな事を考えると、ちょっと気持ちが落ち込んでしまう。
まずは、自分が健康でなければと、特に最近思う。
ウオーキングを再開したのは、たまたまであったけれど
自分で出来る一番良い運動は、ばばの場合「ウオーキング」。
だから、よっぽどの荒天でない限り、続けようと思っている。
じじは、毎朝走るし、午前中約2時間は撮影がてら歩いているから
ばばも負けずに体力作りしなくちゃね。
がんばれ!ばば!