サプライズ!

12月25日(金)曇り
娘達が幼かった頃、クリスマスイブといえば
いかにサンタさんの存在を信じ込ませるか
色々な作戦を練った。
娘達がそれぞれ靴下をベッドの枕元や足下に置いて寝るので
じじは負けじと、ジーパンの裾を縛って
大きなプレゼントがもらえるように・・と早めにベッドに入り
寝る真似をしたり、ばばは前もって買ってあったプレゼントを
娘達に見つからない場所に隠しておくか苦心したり・・・
でも、ある時期から子供達も「サンタの存在を信じているフリ」を
していただけだったり・・・
親子それぞれ、騙し合い?(笑)

ばばが子供だった頃・・・そう半世紀以上前も、クリスマスはあって
サンタさんからのプレゼントを楽しみにしていたなぁ。。。
田舎で、今のように情報もなく、学習雑誌さえ買ってもらえなかった時代。
もちろんテレビは無いし、新聞を購読している普通の家庭はなかったと思う。
ばばは、活字を読むのは好きで、登下校中、字の書かれた紙切れが
道路に落ちていたら、拾って読むくらいだった。
小学校時代は図書館もなかったと記憶している。
だから、ばばは活字に飢えていた。
サンタさんのことは、きっと学校の先生が話してくれたんだろうね。
サンタさんがどんなプレゼントをくれるか、12月25日朝目覚めると
ばばの枕元には「ざら紙」と呼ばれていた茶色っぽい紙に包まれた
さつま芋を練り込んだ天ぷらが入っていた。
その天ぷらの油が「ざら紙」に染み込んでいて・・・・
おやつも黒糖の粒とか、お芋の蒸かした物くらいだった時代、
自家製の米粉とサツマイモで、母や姉が準備してくれたんだろうね、
ばばが寝た後に。。。
貧しい時代だったけど、「子供を喜ばせようとする親の愛」は変わらないね。

さて、さて、昨夜はクリスマスイブということで
娘がサプライズでおいしいケーキを買って帰って来た。
じじとばばは、フライドチキンやフライドポテト等の
詰め合わせパックをスーパーで買って、娘達の帰りを待っていた。
そして、本当に久しぶりの親子4人でのクリスマスイブ。
食べて話して、笑って、楽しいひとときを過ごした。
そして、寝る前に娘達からサプライズが・・・
サンタさんやツリーの形をしたクッキーと、じじにはコーヒーや、お菓子
ばばにはハンドクリームとかリップとか・・・・


全く予想もしていなかったので、ありがたくて、嬉しくて。。。。。
子供からプレゼントをもらったけど、じじとばばは何も準備もして無くて、ごめん

もう、大人になった娘達だから、品物をプレゼントするのに
じじとばばのセンスで選んだって、喜んでもらえるかどうかは疑問、疑問。
だから、休みになったら一緒に外食でもして
好きな物をおなかいっぱい食べてもらいましょ。

娘達よ、すてきなプレゼントありがとう!

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ばば
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