やっぱりね・・・
11月29日(日)曇り
昨日昼、姉が「ガス器具展示会に行く?」と誘いに来た。
朝からの精神的な落ち込みもあり、どうしようか迷ったが
一緒に出かけた。
自宅用のガスコンロなども欲しいし・・・
展示会は、午前と午後、各一回ずつ行われ、午前中も50名ほどの人が集まったって。
ばばの家から展示会場までは歩いても行けるが車で行った。
そのまま買い物にも行こうと思っていたから。
展示会場では、メーカーの方が最新のガスコンロを使い
実際に料理を作って来場者に振る舞った。
火加減も料理も自動的にこなすガスコンロがあるんだね。
進化してるなぁ〜。
ばばは、台所で使うのは一生ガスコンロだと思っている。
だから興味を持って、ガス器具やキッチンセットなども見たが
コンロ・シンク・換気扇セットで工事費まで含めたら約60万円かかるって。
そんなものかなぁ・・・・
でも、即決はせずカタログとかは貰って帰って来た。
12月いっぱいまでは限定価格らしいが、さて、どうしよう?
展示イベントは1時間足らずで終わったので、
いつもより少し早めに買い物に出かけた。
買い物を済ませた後、気分転換を兼ねて
どうしても通ってみたかった道を通る冒険をしようと思った。
買い物の時、近くを通るんだけど、分け入って行った事は過去一回だけ。
もう、10年ほど前一人でチャレンジしたんだけど
行けども行けども見覚えの無い道ばかりで、迷っていたら
知人が通りかかり、広い道へ出られるように案内してくれた。
あれ以来、一度も通っていないけど、あの道を上手く進めば
町の総合グラウンドに出られるはず。
そうしたら、少し散歩でもして、それから、じじ行きつけの池へ行き
沢山のカモたちを見てこよう・・・・
姉と一緒に、細い道に分け入って行った。
車は離合できない狭い道で、
両側からはススキなどが道の方へ垂れ下がっている。
行けども行けども広い道には出ず、同じような細い道。
もし対向車が来たらどうしようと、緊張しまくりながらハンドルを握った。
どの位走ったか?道は相変わらず狭いけど、
右手で草刈り払いをしている男の人が3人いた。
よっぽど車から降りて、ここはどこですか?と聞こうと思ったけど我慢。
どうしても広い道に出られなければ、
引き返して、その時に男の人たちに聞こうと思って。
そのまま畑の間の道を走り続けていたら、左右に分かれている道に出た。
右折か?左折か?一瞬迷ったけど左折した。
暫く走ると、少しだけ見覚えのある風景が・・・・
もしかして?ダムに続く道?だとしたら目的地とは真逆に走っていることになる。
対向車も1台来た。
と言う事は?このまま進めば、何とか人里に降りられそう。
安心しながらさらに前進すると、案の定ダム入り口の表示が・・・・
傍らに姉もいるので、ダムまでひとっ走り。
ばば一人だったら、絶対行けないんだけど・・
昨年のある時期から一人で、その近くを走る時だけ背中がゾクゾクして、
いやぁ〜な気分になってしまうから。
広々したダムの横に車を停め、水鳥たちがいないか双眼鏡で見たが
遙か遠くの岩の上に白サギが1羽いただけ。
すぐに車に戻り、今来た道を引き返し、ひたすらグラウンドを目指した。
グラウンド近くに車が沢山止まっていたので、通過し、諸田池へ。
バン・キンクロハジロ・ハシビロガモ・小ガモ等、見慣れた鳥だけがいたので
そこでも時間は潰さず帰宅。
1時間足らずのちょっとした冒険だったけど
やっぱり、ばばは方向感覚が無いと言う事を再認識した。
地図の見方が分からない、方向感覚も全くない。
だから、東京など行った日には、娘宅付近だけをブラブラ。
一人で遠出する勇気も無い。
電車の乗り方も分からない。
目と耳と口があれば、行きたい場所に行けるよと、
じじからも言われるけれど、そんな勇気もありません!
「いざとなったら、タクシー乗れば良いでしょ」とばばが言えば
「膨大な料金になるよ」と脅される。
島にいる限りは何とか生活できるけど、
大都会ではとても生活できそうに無いばばです。
今日の小さな冒険からも、よぉ〜〜く分かりました。
一人では、絶対無謀な冒険はしません!