再び、あの時の○○が・・・

9月28日(月)曇り
今朝6時頃、じじは朝のジョギングに出かけた。
6時30分頃帰ってきて言った。
「ばば〜、不思議なことがあったよ。 又、あの亀が出てきたよ・・・。」と。
「あの、亀」とは、母が亡くなって数週間後、
じじが久しぶりに早朝ジョギングに行ったら、海岸で
滅多に姿を見せないウミガメが現れて、じじの前を静かに泳ぎ
その後、じじの方を振り返り、振り返り沖の方へ泳いで行った
・・・という、あの時の亀。
もしかしたら、違う個体だったかもしれないけれど
じじの中では「あの日の亀」だと確信したらしい。
「久しぶりに、母ちゃんが(じじ〜元気か?)と様子を見に来たかも・・」とじじ。
「そうだね、今日はじじの誕生日だから、きっと、おめでとうって言うために
お母さんが来てくれたのかもよ。」とばばも答えた。
そう、今日はじじの誕生日だったの。
じじを一番かわいがってくれていた、お母さん。
亡くなってからも、じじのこと気にかけてくれているんだね。
やはり、「母親」は男の子にとって、特別な存在なんだろうね。
2年前亡くなった父のことは、夢で見たり
何かに姿を変えて会いに来たとか言わないのに、
母のことは、じじに語りかけるように泳ぐウミガメを見てさえ、
「母ちゃんが会いに来た」と言うじじ。
更には「今まで神仏的な物信じなかったけど、母ちゃんが亡くなってから
少し気持ちが変わったよ」とも言う。

今回は、台風の余波で波が高く、亀の写真は写せなかったと残念がっていたが、
その代わり?近くで、硬貨も1枚拾ったらしい。
警察署に届けるのが筋だけど、そのまま仏壇に供えておいて
年末の赤い羽根募金とか、色々な募金がある時に
募金にしようねと話し合ったじじとばば。
「硬貨を供えついでに、お父さんとお母さんに挨拶したら?」と言うと
素直に仏壇の前に行き、神妙に頭を下げていたじじ。
両親に何と話したのかな?

父も母も亡くなって、寂しくなった我が家だけど
両親のことは、よく、2人の話題に上がる。
ばばも我が子同様か、それ以上にに可愛がってくれた、じじの両親。
じじとばばが唯一、親孝行できたことと言えば
ずっと親のすぐ近くにいて、最後の看取りまでできたことだろうか?
「親は牛の毛の数ほど子供のことを思い、
子供は牛の角の数ほど親のことを思う」という諺があるけれど
本当に、そうだったなぁ・・・と今でも思う。

自分の両親がばばにしてくれたこと、
じじの両親がばばにしてくれたことの千分の一も、万分の一も
親孝行は出来なかったと常に思う。
「もっと、ああしてあげれば良かった。
「こうもしてあげれば良かった」と思うことだらけだけど
今更悔やんでも仕方ない事だから、ばばは、両親への恩返しのつもりで
じじや、子供達のことを精一杯してあげたいと思っている。

じじ〜、何歳になった?
あと、しばらくは、ばばより2歳年上だね〜。
先輩なんだから「ばば〜、僕、どうしたら良いの?」って言わないで
ばばをグイグイ引っ張ってね!

あと、パソコンにばかりしがみついていないで
自分の管理する部屋の掃除は責任もってしてね。
そして、何より大事なことは絶対無理はせず、
体調管理をしっかりすること!
これは、唯一、ばばからの命令です!

誕生日、おめでとう!

※画像と記事は関係ありません。

亡くなった母のことを思いながら、庭先の花を・・ 

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