じじ、結婚以来最大級の・・・

8月4日(火)晴れ
自分が作った料理とかお菓子とか、
褒められたら嬉しいよね。

ここ3日ほど、おやつ作りに夢中になったばば。
まず、一昨日は「ソーダムッチ」作り。
普通は「ふくれ菓子」って言うのかなぁ?
島の純黒糖があったので、「作ってみようかな?」
と、ふと思いついて、即実行。
出来たてをじじに味見してもらったら「美味しい!」と・・・

その日の夕方、ふとしたばばの一言で
じじが、ばばに平謝り・・・と言うか
結婚以来、初めてこんなに謝ったんじゃない?
と言う位、「ごめん」と・・・
ばばが約一月ほど前、ある製菓工場に商品を予約した。
その商品は普通のお店では売っていないけど
去年、いつも買い物をする製菓工場で
偶然、その品物を見つけ買って帰り、試食したら
♪止められない、止まらない♪状態に・・・
それ以来、その商品を買うために何回か通っている。
知人にもこの商品を送りたくて、まとまった数を予約した。
一度に作れる数が決まっているので
ばばが希望する数がまとまるまでは、
少し時間がかかりそうで
数が揃った時点で、連絡しますねということで
ばばは自宅の電話番号を工場の方に伝えてあった。

あれから数週間。
その商品が揃わないと、知人への送り物が出来ないので、
ばばは連絡を待っていたが、なかなか連絡が来ない。
たまたま、3日前ばばが「○○さんから△△を買って来ないと
荷物が送れない・・・というようなことを聞いたじじ
その後、態度が急変。
「ごめん、ばば。実は○○さんから品物数が揃ったからと
電話があったのに、伝えるの忘れてた」と。
「いつ電話があったの?」
「2週間前かな?いや、3週間位前かな?
もしかしたら1ヶ月位前かな?本当にごめん!」と。
大変じゃ〜
工場の方は、じじが、すぐ、ばばにも伝えたと思っているはず。
もし、数週間前に電話があったとして
ばばがもらいに行かなければ・・・
「あれ?ばばちゃん、要らないのかな?」と思い
他のお客さんに売ってしまったかも知れない。
何十年来のお付き合いをしている工場さん。
こうしちゃおれない、とすぐに謝りの電話を入れた。
そして、事情を話し「必ず明日もらいに行きます」と伝えた。
すると、工場の方は「謝らなくて良いですよ。
もし必要でしたら、どうぞ・・・」って。

じじは、「ばばが前もって、こう、こういう電話が○○さんから入るよ
と、前もって言ってくれておいたら良かったのに」と言いつつも
ばばに平謝り。
電話に留守電機能もあるのに、わざと止めて数ヶ月。
何も不自由は感じないが、今回は、ちょっと考えた。

そして、翌日(昨日)、ばばは朝食後、すぐに準備をして
品物をもらいに車で出かけた。
お詫びの気持ちにと、前日作った「ソーダムッチ」と
お取り寄せしていた、ばばお気に入りのフルーツジュースも積んで。

お店では、丁重にお詫びするばばに「気にしないで良いですよ」
と、どこまでも優しい、工場の方。
品物をいただき、その後に「これ、じじがお詫びの気持ちを込めて作った
ソーダムッチです。」と、お土産を差し出すと
工場の方は「えっ?じじさんが!」と本当に信じたようで
ばばが慌てて「いいぇ、冗談ですよ〜」と言うと
みんな大笑い。
「結婚以来、あんなにじじがばばに謝るなんて初めてでしたよ」
と言うと、又々大笑い。
無事、品物を貰って帰宅した。
そして、今朝、工場の方から別の用事で電話があり
最初に「昨日のソーダムッチ、美味しかったです。
どこそこ集落のソーダムッチが美味しいと聞くんですが
そのレシピで作ったんですか?」って聞かれた。
「いえ、適当〜な自分レシピですよ」と答えた後
「そんなに喜んでいただけたら、こちらも嬉しいです。
又作る時は、お届けしますね〜」と電話を切った。

今日、夕方我が家に立ち寄った姉が
「昨日もらって行ったソーダムッチ、
隣のおばちゃんにも分けてあげたら、
今日、「どんな分量で作ったのかしら?妹さんのソーダムッチの
美味しかったこと〜〜〜」って、」絶賛してくれたんだって。
そして、姉と一緒に出かけた、あるお宅でも、
その家のご主人が「美味しい、美味しい」と
普段あまりおやつを食べないのに、ばばのソーダムッチ、
お代わりまでしたのよ〜と言われた。

大鍋で蒸したので、大きなソーダムッチが出来て
切り分けてお裾分けしたのだが
今回は特に美味しかったらしく、褒めて貰ってばばも嬉しかった〜。
1年ぶり位にチャレンジしたので、どうかなぁ???と思っていたんだけど
これからも改良を重ねながら、自分なりのレシピを仕上げなくちゃ!

じじとばばの意思疎通が上手くいかず
じじに迷惑も掛けたけど、
まぁ、じじも、ばばが作ったソーダムッチ食べて
今回のミスは水に流しましょ、そうしましょ!

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