「赤い宝石」を追って

6月25日(木)晴れ
昨日までとうって変わって、ピッカァ〜〜〜ン晴天の徳之島。
久しぶりに、青空が見え、日中の気温が30度越え。
こんな日は、行かなくっちゃ!出かけなくっちゃ!
4,5日前から、ある場所へ行きたくて行きたくて
ウズウズしていたじじとばば。
そう・・・・ばばが考えたブログタイトル「赤い宝石」を追って・・・

宝石なんて、1個も持ってもいないし、これからも欲しくは無い。
でもね、ばば「赤い宝石」には、興味津々。
「赤い宝石とは?
真っ赤な渡り鳥こと、「アカショウビン」のこと。
じじは、天気さえ良ければ、毎日のように野鳥撮影に行く。
でも・・・今年、なかなかアカショウビンが撮れないらしい。
声はすれど、姿は見えず状態。
そんなじじに朗報が!
「座って待っておけば、アカショウビン撮り放題ですよ」と。
情報をいただいてからは、行きたくて行きたくて・・・
でも、毎日土砂降り。
それで、やっと今日、行って来たよ〜。
イソイソとお弁当や飲み物を準備し、
半日がかり、いや、1日がかりでも撮ってこようと。

10時過ぎ、家を出て、目的地へ。
正確な場所は分からないので、周囲をキョロキョロ。
「いないねぇ・・・・」
「何処にいるんだろう・・・」
とうろついていた時、ばばが木の枝に止まったアカショウビン発見!
しかし、距離が遠〜い。
それでも、一応撮影開始。
と、突然アカショウビンは飛び立った!
何と何処から現れたのか、もう1羽増え、
2羽でじじとばばの目の前を横切り藪の中へ。
その後、なかなか姿を見せず、
「ばばが歩き回るから、じじは飛び立ったアカショウビンの後を追って写してね」
と言って、ばばは探索開始したけど、なかなか見つからず。

そのうち、いつ、何処から移動したのか?
ばばがいたのと全く反対方向の樹上に止まった。
空かさず、じじは撮る、撮る、撮る。
動画に静止画、撮る、撮る。
でも、やはり距離が遠い。
そのうち、じじが「お昼にしようか?」と言う。
今朝は、7時になる前に食事をしたし、
途中、お茶を飲む時間も無かったからお腹もすくよね〜。
ということで、お昼前に食事開始。
食べ始めた途端!ばば達から15メートルくらい離れた木の枝に
アカショウビンが!
食事を中断し、又撮りまくるじじ。
数分で、又何処かへ飛び去る。
じじが「又戻ってくるよ。彼に姿を見られない場所で食べよう」
と言うので、少し場所を移動し、食事再開始。
ばばは、じじが上手く撮れるか?
いつアカショウビンが現れるか気になって、全然食欲無し。
食事をするじじの横で、周囲をキョロキョロ。
と、又じじが「来た、来た、来た〜」と。
えっ?何処、何処、何処?
キョロキョロするばばには見えず、何故、食事中のじじに見えるの?
今度は、10メートル位の距離の木の枝に止まって
「クッカルルルルルル〜〜〜〜」と玉を転がすように歌い出したよ。
じじが動画を撮る時に歌ってくれたら良いのに、
静止画を撮る時に歌い出すんだもの、皮肉よねぇ〜。
それでも、じじはカメラを代えたりしながら、必死に撮った。
ばばも、アカショウビンの真っ赤な嘴と、その鳴き声に
ワクワク、ドキドキ。
いつまでもその姿を見ていたかったし、歌声を聞いていたかった。
格好いいなぁ〜アカショウビン!

そして・・・・
2時前になって「もう、この暗い撮ればば良いよ。帰ろう」と言う。
じじがこう言うからには、納得できる写真や動画が撮れたって事。
荷物をまとめ、帰路についた。
途中でも、地上で、自分の体長より長い餌を見つけ捕獲し
樹上に飛んだアカショウビンを見たり、
畑から藪へ飛び込むアカショウビンを見たり
これまでの人生で、一番多くアカショウビンを見た1日だった。
帰宅したのは3時過ぎ。
朝10時に家を出て、約5時間、移動時間を差し引いても
3時間以上、今日はアカショウビンを追いかけたことになる。

楽しい、楽しい1日だったなぁ〜。
情報をくれた、Kさん、S君、本当にありがとうございました!

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ばば
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