水かけ、お茶がけ、ブルバン

6月18日(木)晴れ
30度越えの日が続くと、食欲が無くなって・・・・
普通通り食べられるじじが羨ましいばば。
6月から9月頃まで、ちょっと体重が落ちるかなぁ・・・
最近の食事は?と言うと、
ご飯に冷茶か、冷水をかけて食べると、唯一美味しいと感じる。
次女が幼かった頃、じじと鹿児島に行ったことがあった。
お昼になったので大型スーパー内の食堂?に入り
「何食べる?」と聞いたら、「水かけご飯」と言うので
「そういうのは無いよ」と言うと、「じゃぁ、お茶がけご飯」
と言ったらしい。
この時、何故かばばは同行していなくて
後でじじから聞いて大笑い。
さすが、ばばの子!とね。
「お茶がけご飯」とは「お茶漬け」とは違って
普通のご飯に、普通のお茶をかけただけのもの。
夏の暑い時こそ、キチンと栄養を摂らなくてはいけない
と分かってはいるんだけどね。
じじには「きちんと食べないと・・・」と言われるけれど
体が受け付けないんだよなぁ〜。

数年前、あるテレビ番組で
たしか・・・徳之島の「ブルバン」が
取り上げられたんじゃ無かったかなぁ?
ブルバン・・・・・って?
ちょっと固めに炊いたお粥さんに氷をドッサリ入れて
かき回して食べる。
ばばの実家ではよく食べていたけど
じじの家では、あまり食べた記憶が無いなぁ。
真夏の暑い時期、ブルバンを流し込むように食べる。
幸せだなぁ〜。

数年前、両親宅のリフォームをしてもらった時
大工さん達のお茶の時間にブルバンを出すと好評だった。
漬け物とか、ラッキョウとか、塩サバとか
梅干しとか油味噌とか、シンプルなおかずで
ブルバンを何杯でもお代わり!。

ばばにとっては「おふくろの味」は、「ブルバン」かも知れない。
ブルバンを知らない都会の人達は、「これ、何?!」
って、ビックリしたり、ちょっと引いてしまう人もいるらしいけど
暑い暑い夏に、是非一度、食べてみて欲しいなぁ。

そうそう、実家の母が、ばばに良く言っていた言葉。
「インシヌ ミシ」と「アサイヌ カイバン」って。
「インシヌ ミシ」とは、良く蒸らしたご飯ということで
「アサイヌ カイバン」とは、「良くかき回したお粥さんということ。
炊飯器の無い頃、実家では羽釜でご飯を炊いていたが
ご飯が炊きあがったら、よく蒸らしなさい。
そうしたら美味しくなりますよ〜ということらしかった。
又、お粥さんは、お米が柔らかく煮えたら
なるべく沢山かき回すと美味しくなるって。
だから、ばばは、お粥さんを炊く時は「1,2,3,4・・・」
と数えながらかき回して、ほぼ千回くらいは普通にかき回していた。
そしたら、お米から油のような物が出て美味しかったよ。
あの、油のような物は、何なんだろう?

炊飯器の普及で、スイッチポン!で
ご飯もお粥さんも炊ける時代になったけど
昔ながらの竈で炊くご飯、食べてみたいなぁ。

ちなみに、我が家では「ブルバン」や「お粥さん」が好きなのはばばだけ〜。
だから、滅多に作らない。
ご飯は、何十年も圧力鍋で炊いている。
圧力鍋、炊飯器で炊くご飯、それぞれ好みがあるから
一概には、どちらが美味しいと言えないけれど、
ばばは今後もずっと圧力鍋でご飯を炊き続けるだろうな。

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