ヤートゥイって?他
6月7日(日)曇時々雨
明け方は、もの凄い雨音で、朝食後はお日様が顔を出し
洗濯日和だなぁ〜と思っていたら、急に曇って小雨が降り出した。
その後も、ムシムシ湿度が高く、じっとしていても汗ばむ。
今朝の朝食時は、じじが「バンの事、ばば達の実家周辺でも
クムルと言っていた?」と聞いたのを皮切りに
「稲刈りの頃、クムルの卵取って、食べていたような気がする」
とばばが言うと「ウズラの卵よりちょっと大きかっただろう?」とじじ。
稲刈りの頃の田んぼには、バンが巣を作ってあって
卵が複数個、巣の中に入っていたので
その卵を取って持ち帰り、卵焼きにして食べたか?
お汁に入れて食べたか???
とにかく、鶏の卵が貴重な時代で
1個の卵を、家族で分け合って食べていた時代だった。
その後も何故か、子供の頃の話を次々と・・・・
ばばが「子供の頃は、ヤートゥイ食べてたよ」と言うと
「ヤートゥイって何?」とじじ。
「ドジョウのことだよ」とばばが言うと、
顔がオタマジャクシとちょっと似ている?
いや、ナマズと似ているかな?
でも、気持ち悪い。あんなの食べるなんて」とじじ。
「気持ち悪くないよ。だって、柳川丼っていう食べ物もあるじゃない?」とばば。
ウナギも食べられないばば、今ならドジョウの焼いたの等
到底食べられそうじゃないけれど、子供の頃は
ドジョウの他にも、タニシ、田んぼで取れた小エビなども食べていた。
ヤートゥイの話から、今度は「椎の実」の話しに。
じじは徳之島の中心地に住んでいたので
お祭りとか、お正月前になると、彼方此方に露店が建ったり
遠くの集落の農家の方達が色々な物を売りに来たらしい。
例えば、正月前は椎の実の炒ったものをカゴに入れ背負って売りに来たそうだ。
椎の実、盃1杯1円で、湯飲みの1杯だと5円位だったとか。
へぇ〜、初めて聞く話だ。
ばばは、子供の頃、アルバイトで?よそのお宅のピーナッツの殻を剥いて
5合升のいっぱいになると10円ぐらいもらっていた記憶がある。
桑の実の種だけにして、盃1杯、農事試験場に持って行くと
やはり、10円ぐらい貰えたなぁ。
今とは、お金の価値が大きく違っていた時代だったからね。
そんな、こんな、次から次へと交互に話していたら
じじは、無意識にパンだけどんどん食べて、
「あれ?僕、パン2枚食べたっけ?」ってさ。
我が家では、食パン1枚を半分から切って2枚にし
1枚ずつ焼いて、焼きたてを食べるのがルール。
自分が食べたパンの枚数を、ばばに聞いてどうするのよ、じじったら〜。
と言うわけで、朝食はいつもより、ちょっと時間を掛けて終わった。
その後、天気が良くなったので菜園を覗いたら
わぁ!
ナスが大きくなってる〜。収獲しなくちゃ!
がさつなばばは、包丁やハサミで丁寧に収獲せず
手で千切っちゃったよ〜。
そして、長さを測ったら約22センチ。お見事!(自画自賛)
計測後は、早速、今年のナス1号さんをパチリ!
ばばのカメラの腕、悪すぎ!
でも、丸々ふと照t大きなナス、嬉しいな、嬉しいな!
昼食に焼きナス〜と思っていたら、お昼少し前に
お隣のお姉さんがばばを呼んでいたので、庭に出ると
「妹がね、自分で作ったって、いっぱい持って来たのよ。
だから、ばばちゃんも半分食べて頂戴」って、
ナス5本と、キュウリ2本下さった。ありがたいなぁ〜。
ブロック塀越しに、声を掛け合って
野菜などがたくさんある時は、分け合っていただいているのよ〜。
お隣さんって、良いなぁって、退職してから特に思うようになった。
お昼は、頂いたナス3個は焼きナスに。
キュウリは薄くスライスし、新タマネギや人参のスライスと合わせてサラダに〜。
ご馳走様でした!
自家菜園で収穫したナスは、どのようにしていただこうかな?