2年ぶりのテレビ

3月27日(金)曇後夕方から小雨
ばばがテレビを観なくなって、ほぼ2年。
23日の夕方、姉からメールが。
「今、夜MBCテレビで、西川グループの社長さんがテレビに出るって」と。
西川グループと言えば、徳之島ではトップ企業と言っても
過言では無いと思う。
現社長さんとは、あまり面識が無いけれど
社長さんのお父様の時代は、我が娘達を連れてお店に行くと
よく飲み物などをいただいたし、
ばばにも、よく声をかけて下さり、可愛がっていただいた。
もう、何十年も前の事だけど「西川御殿」と呼ばれる豪邸で
「水前寺清子ショー」があった時は、見せて頂いた。
過日のテレビ番組を観て分かったことだが
この「豪邸」も、現社長が、ご両親のためにと建てられたそうだ。
豪邸は高台にあり、樹木なども常に剪定されている。
亀津の町や海が見下ろせ、ロケーションが素晴らしい。
邸内には、前社長の胸像などもあり
お母様の、歌が刻まれた石碑もある。
毎日、夕方散歩をしていた頃は、庭を管理している方にお願いして
庭に入らせてもらって、植物等の撮影をさせて頂いたりもしたが
夕方の散歩を止めてから、もう、4,5年。
近くまでも行ったことが無い。

流通業・ホテル業・酒造業・海運業等々
幅広く事業を展開されておられるグループの社長さんが
テレビに出る・・・

そう言えば、年明けだったか?
じじが撮影帰りに
「海岸近くで、西川の明寛兄さんと撮影隊の皆さんを見かけたけど、
コマーシャルの撮影かな?」と話した事があった。
この番組の撮影だったんだなぁと、先日分かった。

番組開始は夜7時からというので、
5分前にはテレビの前に座っていた。
番組が始まってほどなく、じじ妹から電話。
「ばばちゃん、テレビ観てる〜?」」と。
「観てるよ〜」と答えると、電話は切れた。
姉も妹も、同じ番組を観たんだね。

社長さんは大学卒業後、都会で色々勉強して
島に戻り、お父さんの後を継いだそうだが
常に「負けじ魂」をもって、先駆け的なことに
色々チャレンジをしてきたそうだ。
「離島、徳之島の人達のために」という気持ちが常にあり
日用品などの鹿児島との価格差をなるべく縮め、
鹿児島と同じような料理を安く提供しようと
ホームセンターやファミリーレストランなどを始めたそうだ。
又、観光客を呼ぶためには宿泊施設が不可欠だと
ホテル業も始めたって。
色々話されている中で、「亀津ヤンキチシキバン」という言葉が出た。
これは、その昔、亀津の親たちは
倹約に倹約をして、自分たちは家の桟が映るほどの
薄い(水分の多いお粥さん)ご飯を食べ、
子どもに教育を受けさせたそうだ。
昔の歌に「亀津ヤンキチバン」という一節があるが
ばばが、その意味を知ったのは、じじと結婚してからだ。
子どものために頑張る親に応えようと、
「なにくそ!この位でへこたれてなるか!」と
一念発起して頑張る子ども達。
「ヤンキチシキバン」時代に、亀津はたくさんの偉人が出ている。
「親が子どもを思う気持ち」
「子が親を思う気持ち」
「開拓精神」「愛郷心」「良き友との交流」等々・・・・・
テレビを観ながら、色々な事を考えさせられた。

1時間もテレビの前に座るなんて、約2年ぶりだったが
時にはテレビを観るのも良いかな?と思った。
次は、いつ、テレビの前に座るかな?

 

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