真夜中の唸り声
3月16日(月)曇
夕べ、真夜中、じじの苦しそうな唸り声でハッと目が覚めた。
じじのベッドの方を見ると、暗い中で凄く苦しそう・・・
「どうした?じじ。逆流?」と聞くと
「はぁっ、はぁっ、暑くて〜、暑くて体中汗びっしょりで気持ち悪い」と言う。
「熱があるんじゃない?」と聞くと
「いや、暑いだけ。体がベトベト・・・」と言う。
「脱水状態になっているんじゃない?水分補給しなきゃ。
ポカリスエット取ってこようか?」と聞くと
「大丈夫、コップに水が入っているから」と。
電気を点けて時計を見ると、深夜2時半だった。
そう言えば・・・・
夕べは、寝る前、あまりに暑くてばばも布団は足下に置いて寝たが
しばらく経って目が覚め、布団を被り、足だけ出して寝た。
じじは、暖かい毛布を2枚重ねで寝ていたそうだ。
夕食時、じじが「今日の2階、何と31度もあったんだよ」と言ってたっけ。
我が家、1階と2階では、普段から3,4度は温度差があるけれど
それにしても、3月で31度って暑すぎない?
ひとしきり苦しがっていたじじだけど、コップの水を飲んで
いつの間にか、又寝息スースー寝て、一安心。
ばばも、安心して寝ることが出来た。
気温によって、寝る時の寝具、上手く調節しなくちゃね。
じじがスースー寝ているのを確かめて
ばばも寝たが、夢を見た。
インフルエンザの流行で、滅多に面会に行けないけれど
介護施設でお世話になっている母が夢に出て来た。
まだ70代位で、バリバリ家事などこなしていた当時の母。
母は、魚の煮物を沢山作ってあった。
そして、ばばに「父ちゃんが、お客さん連れてくるから
15人分位料理作っておいてと言うから」と言った。
夢に父は出てこなかったけれど、母は父が仕事をしていた頃は
お客さんだというと、それこそ大量の料理を作っていた。
普通でも、ばばは時々夢を見るけれど
朝起きると、何故か夢の内容は忘れていることが多い。
だけど、何故か、今朝方の夢は元気そうで笑顔の母の顔も声も
しっかり覚えていて、今朝、じじにも話した。
母が、じじとばばに会いたがって夢に出て来たのかな・・・・
2日前、撮影の途中でじじは母と面会してきた。
施設の方が、玄関先まで車椅子の母を連れてきてくれ
数分間、面会してきた。
母はじじを見て、ニコニコ笑顔にはなったらしいけど
名前を呼ぶことも、手を振ることも無かったそうで寂しかったと、じじが話した。
明日か明後日には、ふたりで母と会って来ようねって話している。
それにしても、1月14日から始まった「面会謝絶」。
2ヶ月経っても、まだ介助されていない。
施設には、高齢の方が多いし、万が一、外からの面会者が原因で
入所者さん達に迷惑かけたらいけないから
気長に「解除の日」を待つことにしましょう。