「離しなさいよっ!」

2月25日(水)晴
天気が穏やか〜〜〜
暖かな日差しがあって・・・・こんな日が続くと良いけど
予報では、夕方から又天気が崩れるとか?

数日前、ばばがお弔いでバタバタ過ごしていた頃、少し雨が降った。
昨日、じじが言うには「これでダムの水も少しは増えてるだろうな」って。
「えっ?ダムの水が減ってたの?」と聞くばばに
「すっかり水が減って、後しばらく雨が降らなければ
干上がるのでは?と心配したよ」って。
そう言えば、去年11月頃から、
雨らしい雨は降っていなかったかも・・・・
数日前の雨も、ダムの水が増える位、降ったかどうか・・・・
たまには、ばばもダムを見に行かなくちゃ。

ばばが気づかない事を時々教えてくれるじじだが
と〜〜〜っても強情な面があるんだよ。
と言っても、喧嘩とかしていると言うわけじゃないんだけど。。。。

いつ頃からだろう?
じじは「寝酒」を嗜むようになった。
寝酒と言ったって、ビン入りの薬用酒をビンの蓋の1杯だけ。
大きめのコップに入れ、氷をドサッと入れ・・・ベッドの中でチビリチビリ。
たまにコップを振ると氷同志がぶつかる音も聞こえる。
そして、グビッと一口・・・・・
最近、じじの方が早く寝る事も度々。
そんな時、ばばは寝る前にじじのベッドを見る。
すると、お酒?入りのコップを右手でしっかり握って寝ている。
コップは胸の下辺りに・・・・
ばばは、抜き足差し足でじじのベッドの所へ行き
そっと、コップを取ろうとする。
と、寝ているにもかかわらず、じじはグッとコップを握る手に力を入れる。
ばばは、じじより更に強い力でコップを奪い取り、
じじのベッド横の台に置き、自分の布団に戻る。
ばばが布団に潜り込むか、潜り込まないうちに
寝ているはずのじじは、半身起こし、折角ばばが取り上げたコップを取り
又、ガラガラ、グビッを何回か繰り返す。

じじにコップを取り替えされないためにはどうしたら良いか?
なるべく、じじのベッドから離れた場所にコップを置くしか無い。
次の日は、じじから5,60センチ離れた台に置いて観た。
それでも取り替えされた。
それで、夕べはうんと端っこに置いた。
さすがに半身起こしたって届かない距離にね。
ばばだって、学習するんだよ〜〜〜
(今日こそ朝までコップ取り戻させないぞ)と思い
ばばは布団に入った。
すると、1分も経たないうちに「お〜〜い、ばば、僕のコップは?」だって。
「まさか?ばばの横に置いてあるんじゃ無いよね」・・・・・
「コップは???」
ばばも、じじの言う事聞かず、寝たふりすれば良いものを
読書用に枕元の蛍光灯を点けているものだから、狸寝入りも通用しない。
ハァ〜〜ッ、何だか腹立つ!
半端眠りしたまま胸元で握っているコップ。
ばばは、じじが氷入りの水を体やベッドに零さないか心配だから
そっとコップを離れた場所に置いているだけなのに・・・・

それにしても、何故、ばばがコップを取ろうとすればじじの指は力が入るのだろう?
ばばの取られまいとする、本能?
病気でも無い限り、1年中「寝酒?寝氷水?」」を飲むじじ。
「自慢じゃ無いけど、今まで胸元やお腹辺りに
コップの中身を零して、ビックリして飛び起きた事は数えるほどしか無い」
・・・って笑いながら言うじじ。
ふぅ〜〜ん、夏場ならまだしも、冬の寒い日の夜
お腹に氷水?
アハハハ!!!!実は、これまで、ばばも1回だけ
慌てふためくじじの姿、見たんだよなぁ〜。
未だに、あの時の事を想像したら本当におかしくて、笑い転げてしまうけど・・・・・

何で?寝る前にお酒(氷水?))を飲むにしても、飲み干してから眠らないんだろう?
世の中に、じじみたいな寝酒をする人がいるんだろうか?
もしかしたら?じじは「天然記念物」?

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