娘達よ、すまぬ!

12月16日(火)曇風強し
昨日は我が家の長女の誕生日だった。
深夜零時過ぎ、サイレンの音で目が覚め、眠れなくなって
娘に「おめでとうメール」を送ろうと思ったけど、
「真夜中、ビックリさせたら・・・」と、思い止まったと昨日書いた。

そして、昨日夕食時、じじとふたりで「おめでとう〜」と長女に電話をした。
その時、ばばが「真夜中にメールしようと思ったけど
思い止まったよ」と話すと、
「12時過ぎなら起きていたよ〜」と言われ、ビックリ。
そんな遅くまで起きていて、翌朝は家族で早朝ランニングをしたり
食事の準備をしたり、良く出来るなぁ・・・・と、感心した。
長女は、子ども達が学校へ行く日は、
旦那さんと子ども達と一緒に早朝ランニングをしているのだ。

我が家では、長女が年長さん位の時から、
じじと娘達は毎朝ジョギングをしていた。
きっかけは、すぐに発熱したりする長女を健康にしたかったことと
「甘えん坊さん」を鍛えたいというじじの思いからだった。
これまで、ブログに書いたこともあったが・・・
じじとばばは結婚直後、加計呂麻で仕事をすることになった。
任期は4年。
加計呂麻へ行ってから長女は誕生した。
当時は育児休暇も無かったし、集落内で生後数ヶ月の赤ちゃんを
預かってくれる人も施設も無く、
ばばは「仕事を辞めるべきか」と悩んでいだ。
そんなある日、じじ父から電話があった。
「ばばちゃん、小さい頃から、ずっと憧れ続け、やりたかった仕事でしょう。
そんな大好きな仕事を辞めるのは勿体ないよ。
あなたが、きつくて、辛くて、仕事を辞めたいと思う時は
いつでも辞めて良いよ。でも、あなたがもし、仕事を続けたいと思うなら
母ちゃんとふたりは、いくらでも協力するから、
○○(長女)は徳之島へ連れておいで。私達が育てるから・・」と。

当時、3ヶ月だった長女をじじが徳之島へ連れて行き、両親に預けた。
そして、約3年、長女は祖父母に育ててもらった。
翌年誕生した次女も、1才半から長女と一緒に両親が育ててくれた。
じじとばばが加計呂麻で4年間の勤務を終え、
徳之島へ転勤になった時、3才になっていた長女は
じじとばばが抱っこしようと手を出しても、祖父母(じじ両親)に
しがみつき、親ふたりを拒否した。切なかったなぁ・・・
そんな長女と違い、1才半まで一緒に暮らした次女は
じじとばばに、すぐに飛びついてきた。
一番親が欲しかったであろう、赤ちゃん時代
祖父母に育てられた長女は、祖父母を(一番自分を愛してくれている人)
自分の親だと認識していたのだろう。
祖父母に思いっきり甘えていたであろう長女は
「甘えん坊さん」で、すぐに発熱したり体調を崩すことも多かった。
そこで、一緒に暮らすようになって、しばらくしてから
じじは一念発起し、毎朝長女、次女と3人での
早朝ランニングを始めた。
少し位の雨の日でも、風の日でも走り続けた。
サボりたくて「どこそこが痛い」と娘達が言うと
「走れば治る!」と、一言。
何とか理由を付けて休みたい娘達に「走れば治る!」と言い
自分が先頭に立って、来る日も、来る日も娘達を引っ張り、走った。
三女が誕生し走れるようになると、父子4人での早朝ランニングになった。
年の離れた3女は、走り出しても、父親と姉ちゃんふたりが
遙か先に走って行くと、途中でサッサと引き返したりもしていたそうな。
これは、だいぶ経ってから本人からも聞いた、
じじと娘達が走っている間、ばばは朝食を準備し
自分の出勤の準備をしていた。

父子早朝ランニングは6,7年間続いたと思うが
走り続けることで体力も付き、病院通いの回数も減った。
又、校内の持久走大でも自信を付け
隣町のロードレース大会などにも参加するようになった。
そういう娘達の姿から「継続は力なり」を、実感したばばだった。

じじと娘達が真面目に毎朝走っているのに、ばばは、一度も走ったことが無い。
あの当時、週休2日ではなかったけれど
ばばも休みの日の朝だけでも走っていたら、少しは体力も付き
走力も付いていたかも知れないと、だいぶ経ってから思った。

だから、長女が自分も旦那さんや息子達と、朝走っていると聞いて
とても真似できないなぁと思うし、偉いとも思う。
我が子と一緒に走ることで、自分の体力増進にもなるだろうが
子ども達の成長も実感できるだろうなぁ・・・・
続けることで、親子の思い出にもなるだろうし・・・・

我が家の3姉妹は親との思い出と言えば
まず「父親との早朝ランニング」をあげることだろう。
ばばは、娘達と何か思い出作りをしただろうか?
家庭よりも「仕事第一」で生きてきた気がして、
未だに娘達に申し訳ないと思う。
「自分が仕事をしていた当時、
あまり娘達を可愛がってあげられなかった」という思いがあるからか
娘達が親元を離れてから、「娘達が可愛い!」と強烈に思うようになった。
ちょっと、いや、「とても、とても変な母親」ばばである。

夕べの長女との電話から、なぜか娘達の幼かった日の事を思い出し
ひとり感慨にふけった、ばばだ。

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