ヤッパリ迷ったけど・・・・
11月23日(日)晴れ
ばばの願いが届いたのか?
朝から快晴!
全島一周に行くけるぞ!
10時過ぎに、姉の親子3人が来て、ばばの運転で出発!
先ず、4人で母を見舞いに。
母は、甥を見て「可愛くなったね〜」と何度も何度も繰り返した。
30過ぎの男の子に「可愛くなったね〜」って、ちょっと可笑しいけれど
母としては精一杯の言葉がけだったと思う。
H君は跪いて、ずっと「ばあちゃん、元気そうで良かった」とか、
「ご飯一杯食べてね」とか、母の腕をさすりながら
優しい言葉をかけ続けてくれた。
なんて優しいのだろう・・・と感動した。
H君のお姉ちゃん,Yちゃんの名前はなかなか出てこず、
ばばが「Yちゃんよ。分かる?」と聞いてもニコニコ笑っているだけだった。
でも、数週間前、「又入院?」と心配した母が
ニコニコ笑ってくれるだけで、ばばは嬉しかった。
「これからYちゃんと、H君を全島一周させてくるね」
と声をかけると、「気をつけて行ってらっしゃい」と手を振ってくれた。
さて・・・どこからまわり始めようか?
H君が「線刻画を見たい」と言うので、第一目的地決定!
夏、「徳之島アートプロジェクト」で、線刻画のある場所も会場になり
探しに探して、やっとの思いでたどり着いた「戸森の線刻画」会場。
その画像を我が家の次女がラインでH君に送っていたようで
H君も自分の目で見てみたいと。。。。
「今日は1回で行けるかな?まぁ、大丈夫だろう?」
と、安易に考えていたが、自他共に認める「方向音痴」のばば。
案の定、迷ってしまった。
たまたま近くの小屋にいた方に道を聞いたら
「4つめの電信柱のところを右に曲がって・・・」と教えて下さり
「一緒に行こうか?」とまで言って下さったが丁重に断り、前進!
電柱4本と言っても、左右に電柱はたくさん立っている。
どちらの電柱を数えるの?
適当な所で右折したら、夏行った時とは明らかに違う場所に出た。
引き返して、もう少し前進して右折したら案内板が出ていて
今度はスムーズに着けた。
Yちゃん、H君共に線刻画を前に感動して、写真を撮ったりしていた。
線刻画を見て古に思いを馳せながら、しばし休憩でコーヒータイム。
次に、犬田布岬へ行き、・秋利神大橋で昼食。
その後は犬の門蓋・西郷南洲翁上陸地・ウンブキ・鳥撮りデッキ
西郷南洲翁謫居跡とおなじみのコース。
でも、Yちゃん姉弟にとっては初めての場所が多かったようでとても喜んでくれた。
西郷さんの謫居跡には力石という大きな石があって
Yちゃんと、ばばとで持ち上げようとしたが重くて・・・
それをH君は「エイヤッ」と持ち上げてビックリ!
42キロ位の重さがあるとか・・・
若い〜H君!
お母さんも軽々持ち上げられるね。
その後は「ムシロ瀬」へ回って、岩の上でしばらく遊び
時計を見ると、もう4時を回っていたので、その後は直行帰宅。
そして、昨日作りすぎた鶏飯と、野菜の煮物、
帰ってから大急ぎで作った「ゴマ豆乳鍋」を囲んで
4人で楽しく夕食。
朝10時に家を出て、夕方5時少し過ぎまで楽しいドライブができ
良い思い出が出来た。
彼方此方回りながらカラスウリやリュウキュウスズメウリを見つけたり
ハマトラノオや咲き誇る芙蓉の花に見とれたりした。
徳之島一周と言っても、ばばや姉にとっては珍しくも無いけれど
何年ぶりかで帰省したYちゃん、帰省しても全島一周などしたこと無い
というH君にとっては、初めての場所、初めて見る植物などもたくさんあって
「島にこういう場所があるんだ〜」「こんな実があるんだ〜」と喜んでくれたのが
ばばにとって1番嬉しかった。
夕食後、姉親子3人を家まで送って行き、
明日は又港と空港へ送っていくことを約束して帰って来た。
帰宅してしばらくすると,Yちゃん姉弟からメールが!
「今日は1日中運転お疲れ様・・・・・・島の中でも
初めて見る場所が多くて楽しかったです。
ゆっくり休んで下さい」と。
昨夜も、ばばが鶏飯など作ってくれたことに対して
お礼のメールが届いたけど、細やかな心配りが出来るなぁ
って感心した。
それに、我が家に来ると姉弟一緒にすぐ仏壇の前に行って
正座して頭を垂れていた。
偉いなぁ・・・
姉弟の姿を見ながら「ばば、若い頃こういう事が出来たかなぁ」
と反省しきりのばばだった。
今夜、姉弟からばばに対して、ビッグサプライズがあったけど、
それは又後日・・・・・