マークィ ミンギョ

7月21日(月)晴れ
ばばより咲きに昼食を終わったじじが急に言った。
「ばば〜、俺よりいい男はいないぞ〜」
ばば「ふぅ〜ん、どこが良いの?」
じじそれには答えず「ばばより良い女もいないぞ〜」
ばば「ふぅ〜〜ん、どこが良いの?」
じじ「どこが良いか分からないのが、良いんだよ」だって。
ふぅ〜〜ん、そんなもんなの?
どこが良いかも分からない、じじとばば。
でも、今日も何とか元気で取材と家事、頑張ってますよ〜

2日前の夕方、いつも行くお魚屋さんの近くで
「マークィ ミンギョ」を見つけた。
嬉しくて懐かしく、写真を撮った。
でもね・・・うまく写っていなかった〜残念!
そもそも、マ〜クィ ミンギョって何?
簡単に言えば、イヌマキの実。
イヌマキのことを実家周辺では方言で
「マークィ(イヌマキのマキ?)」と言っていた。
方言発音は表記出来ない音がたくさんあって
正確に表記できないんだけど・・・
「ミンギョ」は「人形」のこと。
だから、「イヌマキの木の人形」。
と言っても、イヌマキの木が人形になったのではなくて
その実が「人形のような形」をしているの。
その形は、まるで「こけし」のよう・・・
可愛いんだよ。


子どもの頃は、この実を使って、
お人形さんごっこをして遊んでいたっけ・・・
最近、久しぶりに「マークィ ミンギョ」を見つけたので
写真を撮ったの。
残念ながら、実はばばの身長より遙かに高い所にあり
下から見上げるような形で撮った。
でもね、夕日の光の加減と、ばばの腕の未熟さから
思うように撮れなかった〜。
下の方の一回り大きい部分が赤く熟れた物と
まだ黄色い物があった。
結構沢山の実があって、見ているだけでも嬉しかった。
写真を撮り終えて、ばばが姉に
「この木は虫が付かないから良いね。
うちにある木とは、品種が違うのかなぁ?」と言った瞬間!
まるで嫌がらせでもするように
ブラ〜〜〜ンと1匹のキオビエダシャクの幼虫が
ばばの真ん前にぶら下がってユ〜〜ラユラ。
ギャ〜〜〜とか、なんとか叫んで飛び上がり
一目散に車の方へ走ったばば。
も〜〜〜〜〜〜っ!!!!
キオビエダシャク、大っ嫌い!
せ〜〜〜っかく翌日から「マークィ ミンギョ」を見るのを
楽しみにしようと思っていたのに、
奴がいたら、気味が悪くて近づけないじゃないか!

1匹いるっていう事は、他に親兄弟・・・たくさんいるはずだよね・・・・
家主さん、駆除してくれないかな?
でないと、あっと言う間にイヌマキの葉っぱ食い尽くされて
最悪の場合は、木が枯れちゃうよ〜。
我が家のお隣にも、大きなイヌマキの木が一昨年まであったのに
去年の夏、キオビエダシャクが大発生し
葉っぱを食い尽くし、冬には木がすっかり枯れちゃったんだよ〜。

可愛い「マークィ ミンギョ」、来年も見えると良いんだけど・・・
できることなら、あの可愛い実を数個いただけたらなぁ・・・
玄関に飾っておきたいんだけど。

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ばば
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