頑張れ!キンクロ君!
6月11日(水)曇時々雨
例年、梅雨時、我が家の裏の溝は水量が増え
ゴーゴーと音立てて流れるが、
今年はまだ一度もゴーゴーと流れるほどの水量にはならない。
数日前にはシロアリが網戸の外へ飛んできた。
シロアリ(羽アリ)が飛ぶと梅雨が明けると言われるが
梅雨明けも近いんだよなぁ?
ラジオでは豪雨になりそうな予報も出るけれど
雨らしい雨が降ったのは数えるほどしかない徳之島。
少雨だと、夏場の水不足が心配なんだよなぁ。
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昨日も夕方にかけ、雨が降りそうだとの予報だったので
早めに買い物に出た。
ついでに諸田池に「野鳥の出欠確認」に。
いつもの常連さん、アオアシシギ・セイタカシギ・バンしか見当たらず
羽を負傷しているらしいキンクロハジロは?と探したら
池の真ん中辺りで泳いでいた。
良かった!
泳げるまで回復したんだ。
いつ行っても池の中程の鉄の棒に座ったままだったので心配していたのだ。
じじの話に依れば、1週間ほど前じじが撮影に行った時
キンクロハジロ君は野犬に追いかけられていたって。
諸田池は製糖期間中は工場からの冷却水が注がれるので
水量は多いけれど、製糖が終われば水量はグンと減り
今では無数のジャンボタニシの成体とピンク色の卵がグロテスクだ。
水深は大人の膝下よりも低いかな?
水深が浅いので、先日は野良犬が池に入り
負傷したキンクロ君を追いかけ回していたらしい。
しかしキンクロ君も負けてはいない。
犬が近づいて来るやスイ〜〜〜っと水中に潜り
遙か向こうへ行ってヒョコッと顔を出す。
すると、野犬がそちらへ追いかける・・・
すると、キンクロ君は再び水中へスイ〜〜〜。
野犬が追いかけると言っても、野犬も走るのでは無く
水中を泳いで追いかけていたんだって。
犬だって「犬かき」で泳げるんだもんね。
数回、池の中を行ったり来たり。。。
キンクロ君におちょくられるように犬は泳ぎ続けていたらしいけど
そのうち諦めたらしく立ち去ったんだって。
でも、じじ心配していた。
もっと水量が減ったら、負傷して飛べないキンクロ君が
野犬に襲われてしまうのではないかと。
先日も、野犬は2頭いたらしいが、1頭だけが
ムキになってキンクロ君を追いかけ、残る1頭は見張りのように
ずっと立ってキンクロ君と自分の仲間の様子を見ていたって。
キンクロ君がせめて2〜3メートル飛べるようになれば
樹上などに飛んで犬から逃げることも出来るけれど
今のままだと、水量が減ればキンクロ君は「野犬に襲われる可能性大」って
じじは心配している。
公共機関に電話して、野犬を捕獲でもしてもらうかしなければ・・・・と言っていた。
冬になって再び仲間達と合流できれば良いけれどね、キンクロ君。
ばばは、ただ見守るだけしか出来ない。
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キンクロ君が元気な様子を確認し、一安心して
帰ろうとした時、双眼鏡に異物が写った。
茶色でヒゲモジャ・・・
イノシシの赤ちゃん?まさかぁ〜
茶色でフサフサの毛をしたぬいぐるみ?
バリケン?
もう一度よくよく確認したら、鴨!
間違いなく鴨!
今の時期に鴨?
事実だとしたら、すぐじじに連絡して写真撮ってもらわなくちゃ。
池の周りをグルッと回って、双眼鏡で再度確認し
鴨に間違いなしと確信してからじじに電話。
姉に鳥が飛び立つかどうか見張りを頼み
ばばは、すぐにじじを迎えに自宅に走った。
走りながら考えたのは・・・わざわざ迎えに行かずとも
じじ、自分の車で来させれば良かった・・・と。
真面目な姉のことだから.小雨の中で傘もささずに鳥を見続けているかも・・・・
途中、信号待ちもあり、自宅まで5,6分はかかったかな?
じじも既に車庫前に立っていて、すぐ車に乗り込み再度諸田池へ。
じじが確認すると鳥は「マガモ」とのこと。
3,4月なら珍しくも無いだろうけど、6月も中旬だからね・・・・
じじは「マガモか・・・・」と歓喜度50%ぐらい。
これがレンカクとかコハクチョウだったら200%喜んだだろうに。
ちょっと残念!
でも、じじのアシスタントとしての役目、ちゃんと果たせたよ。
偉いなぁ〜ばば&姉。
小雨の中、わざわざ「野鳥の出欠調査」。
偉い、偉い。
じじが褒めてくれないので、
自分で自分を何回も褒めまくるばばって・・・・・