H君、帰っちゃった
3月23日(日)穏やかな良い天気
今朝9時40分出航の定期船で甥っ子H君は帰って行った。
姉とふたりで港まで送り、
タラップを上るH君と手を振り合って帰って来た。
下り船で沖縄へ行き、上手く時間が合えば
今夜の飛行機で大都会へ戻る。
往復ともわざわざ沖縄回りって不便そうだけど
沖縄の会社から都会の会社へ出向?長期出張?中なので
沖縄を経由しての帰省となっているそうだ。
3泊4日の短い滞在だったけど、お墓参りに行ったり
実家の畑のあった場所や、小さい頃遊んだ、ばばの実家周辺へ行ったり
実家に置かれていた従姉妹兄ちゃんや姉ちゃんのアルバムの写真を撮り
パソコンに取り込んで、従姉妹たちが携帯やパソコンで見えるようにしたり
入院中のじじ母を見舞ったり・・・・結構ハードな休暇だった。
H君を見ながら感心した事がいくつかある。
我が家へ来たら「ただ今〜」と玄関を入り
真っ先に向かうのが仏壇。
お線香を立てて、畳にきちんと正座し両手を合わせている。
我が家の仏壇には去年2月亡くなった義父、
そして、ばばの両親の写真も飾ってある。
H君が大好きな、大好きなじいちゃん、ばあちゃんだ。
H君は、帰って来た日だけでなく
我が家へ寄る度に必ず仏壇の前へ行き手を合わせていた。
今朝、船に乗る前も寄ってくれ、
仏壇に手を合わせてから出発した。
本当に心優しい子だなぁ・・・といつも感心する。
じじやばばにも、いつも丁寧語で話す。
パソコン関係に詳しいので、じじの良い話し相手にもなる。
また、我が家は三姉妹なので、男の子と晩酌出来るのが
じじは嬉しいらしい。
一昨日の晩に続き、夕べも一緒に晩酌をし
楽しく語らっていた。
ばばは、男の子を育てた事が無いが
H君を見ていると、男の子でありながら優しさを感じる。
常に母親を労り、気遣っている。
そんなH君、3日間の滞在中、義母が入院している病院へも
毎日寄ってくれた。
病院では、義母のベッドの横に腰を屈め
手を握り、優しく話しかける・・・・・
そして、我が家の娘が送ったという子供(義母にとっては曾孫)の
写真を見せてあげたり、ベッドの上に横たわる義母と一緒に
写真を撮り、都会で案じている我が家の娘達に送ってあげたり・・・・
夕べは、実家で写してきた、従姉妹兄ちゃん、姉ちゃん達の
古い写真をパソコンに取り込み、ばば達にも見せてくれ、
懐かしくて、しばし若い頃にタイムスリップしたり
子供たちの無邪気な表情に沢山笑ったり・・・・
本当に楽しかった。
ありがとうね〜Hくん。
じじとも話す。
普通、従姉妹兄ちゃん、姉ちゃんたちの古いアルバムの
膨大な写真を携帯で写してパソコンに取り込み
デジタルアルバムを作ってあげるなんて考えるだろうかと。
毎回、仏壇に手を合わせるだろうかと。
誕生時、未熟児に近い小さな小さな赤ちゃんだったH君。
今は、結構体格の良いじじより、縦も横も大きく成長している。
その大きな体に優しさがいっぱいいっぱい詰まっているんだね。
都会での生活は、昼夜忙しく大変だろうけど
栄養バランス良く食事をして、体を大事にして欲しい。
我が家の長男坊のような気がするH君。
年1回しか帰省できないけど、次の帰省を
じじ&ばばは今から楽しみに待っているよ。