徳之島から〜「ここは ふるさと 旅するラジオ」
2月21日(金)晴れ
昨日とはうって変わって穏やかな陽気の徳之島。
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1日遅れのネタだけど・・・・
昨日、お昼12時30分からNHKラジオで
「ここは ふるさと 旅するラジオ」という番組があった。
今回は、昨年の「奄美群島、日本復帰60周年」を記念して
奄美群島の沖永良部と徳之島からの放送であった。
水曜日の、伊仙町からの放送は聞き逃してしまったので
昨日は10分ほど前からラジオのスイッチを入れてお昼の用意をしていた。
番組が始まった!
内容は、天城町観光課の方による「天城町の紹介」
今、天城町で強化合宿をしている方たちの紹介
島出身のミュージシャン禎一馬君による生歌、
徳之島製茶の「サンルージュ」というお茶の紹介
中村酒造さんの「黒糖酒」紹介などであった。
サンルージュというお茶は、淹れた時のお茶色は、くすんだ赤色だけど
そこにレモン果汁を少し搾り入れると、鮮やかなピンク色の茶になるって・・・・
色はピンクでも、しっかりお茶の味がするって
試飲した禎一馬君が言っていた。
花粉症予防にも良いらしい。
ばばも飲んでみたくなったよ
黒糖焼酎は、コーヒーのブラック割りでも美味しいんだって。
「黒糖」って単語が付くから「甘い」というイメージを持たれるかも知れないけれど
「全然甘くは無いですよ〜」って司会のアナウンサーが笑わせていた。
焼酎をブラックコーヒーで割るとどんな味になるんだろう?
お酒一滴も口に出来ないばばは、味見できないけど
じじなら試してみる事が出来るかな?
アルコールの話になると・・・・・
もう、10年以上も前の話になると思うけど
じじ妹が「ばばちゃん、夜、眠れない時
私はほんのチョッピリビール?(焼酎だったっけ?)を飲むと
すぅ〜〜っと気持ち良く眠れるよ」と言った事があった。
ある晩、なかなか寝付かれなくなった時、じじ妹の言葉を思い出し
たまたまじじが飲み残していたビール(盃1杯もなかったと思うけど)を
湯飲みに入れ、水道水で湯飲みを満たして飲んでみた。
味?
ビールの味も、水の味もしなかった。
得体の知れぬ液体を流し込んだような気持ちになり
ますます寝付けなくなった。
それ以来、寝付けなくても飲み物を口にした事は無い。
話が横道に逸れたけど・・・・
昨日の放送で一番ばばが感動したのは
禎一馬君の歌の歌詞だった。
彼は小・中・高と島で過ごた後、島外の専門学校に進んだ時
たまたまホームシックにかかっていたけれど
NHKの「きゅらさん」?というテレビ番組の
テーマソングを聴いて元気づけられたそうだ。
それがきっかけで、おじいちゃんの三味線を借り、
独学で音楽の勉強を始めたんだって。
「独学で」っていう事も凄いよね。
彼も島を出てから島の良さを再認識したと言っていた。
ばばも、高校から島を出た事で、改めて島の自然の美しさ
人情の豊かさ等を改めて感じ、
社会人になってからは、ますます「島大好き」人間になった。
島の自然の中で、島の人たちに囲まれて暮らす、
ささやかな日常が、最高の幸せに感じられる。
禎一馬君の歌で、また「島大好き」という思いを強くしたよ。
番組内で禎君が2曲目に歌った「オボラダレン」の歌詞には特に強く共感した。
いつも我が子を見守っていてくれる両親に対する
子供からの感謝の気持ちを歌った歌詞だが
この歌詞を聴きながら、ばばも今は亡き実家の両親
去年2月に亡くなった義父、
体調を崩し、今は介護施設でお世話になっている義母のことを思い
胸が熱くなり、涙が出そうだった。
親って、本当にありがたいよね。
改めて親への感謝の気持ちを呼び起こしてくれた禎君、ありがとう!
ばばも、娘達から感謝される「母親」を目指すぞ!