それは、ばばです
2月1日(土)晴れ
「話を聞かない男・地図の読めない女」という本が
ベストセラーになったのは、何年前のことだっただろう?
ばばは、この本を読んだことはないので内容は分からないが
題名の通り「地図が読めない女」、そのものズバリ。
地図を見てどこかへ行くということは、まずしたことがない。
初めての土地へ行って、しばらく滞在する時は
何回も何回も自分の足で歩いて覚える。
娘の住む都会へ行き、しばらく滞在することになった。
どこへも一人で出歩けないばばに、
娘が「この地図を見ながら道順を覚えて、買い物など楽しんでね」と
自宅周辺の地図をくれた。
ざっと見たけれど、一見しただけでばばに分かるはずもなく・・・・
昼間、じじと歩く時も「ここをこう行けば駅で・・・・」と
何回も説明されても、ばばには全く分かりませ〜〜〜ん。
夕方、娘達と歩けば「ここが○○で・・・・ここを左折すれば・・・
あの坂を上れば・・・」と言われるが、夕方だし
周囲の様子も昼間と少し変わって見え、これ又分かりませ〜〜〜ん。
そんなばばに、娘達は「今度、お母さんを先に歩かせて
私たちが後から歩いてみようよ」等と言われる。
「駅からの道が覚えられない」と嘆くばばに、
「お母さん、この辺りなら○○へ行く道はどこですか」と聞けば
誰でもが教えてくれるよ」といとも簡単に言う。
せっかく変わった環境にいるんだから、勇気を出して
一人で散策したり、冒険したりしてみようかな?
まずは、住まいの近場から・・・・
と言っても、目印にしようと思うコンビニが近距離に複数あったりして
ばばの頭は、こんがらがってしまいそう・・・・
11月の旅行の時、約1週間近く滞在したホテルへ行くのに、
駅の改札を出て、ホテルへ送迎するバスの停留場まで行けたら
後はバスに乗るだけ・・・・と楽々できたから
今回も、何回も何回も同じ場所を歩き、
少しずつ距離を伸ばして行ってみようかな?
「耳と口があれば、行きたい場所へ行けるよ〜」と
じじや娘達は簡単に言うけれど、分かっちゃいるけど
ばばには、あと少しの勇気がないのです〜
せっかくの旅行、行動範囲を少しでも広げて楽しまなくっちゃね。