持つべきは・・・・

1月27日(月)曇
昨年11月に使った旅行用のボストンバッグを引っ張り出した。
そして、気づいた。
おっ!鍵を付けてあった。
でも、バッグはファスナーで開け閉めするし
直接邪魔になる場所には鍵は付けてはないが・・・
気になる。
鍵は2個も付けてある。
1個は3桁の数字を合わせて開けるタイプ。
もう1個は普通に鍵で開けるタイプ。
何故2個も???
去年11月の旅行中、姉と2人ともボストンバッグに
鍵が付いていない事に気づいた。
そんな貴重品を入れてあるわけでも無いが、
一応鍵はあった方が良いねという結論になり
たまたま娘2人と出かけた時、通りかかったお店で
オモチャのような安物の鍵を買った。
それも2タイプ。
で・・・
鍵で開ける方はすぐに開けられるが、
3桁の数字を合わせて開けるタイプの鍵が開けられない。
何と言う事だろう!!!!
数字をすっかり忘れてしまった。
旅行で持ち歩いた手帳やバッグのポケットというポケットを
全部調べてみた。
もしや?手帳に番号をメモ書きしていないか、
それとも鍵の入っていた袋を何処かにしまっていないかと思ってね。
ところが・・・無い、無い・・・何処にもヒントさえメモしていない。
番号を合わせて鍵を外さないと、鍵を使う事も出来ないし・・・・
バッグに用の無い鍵をぶら下げて歩くのも恥ずかしいし・・・
何とか開けてみようと頑張ってみた。イナゴ・・・175違うなぁ・・・
オオオ・・・000勿論ダメ。ミナサン・・・373・・・×
クルシイ・・・964ダメだこりゃ。
ヤサシイ・・・834うぅ〜〜〜ん、ダメダメ。
たった3桁とは言え、無限に組み合わせがあるような気がしてきて
だんだんパニックになってきたぞ。
閉所恐怖症のような症状が出そう。。。。。。
やぁ〜〜めた!やめた、やめた。
こんなつまらない事しているより先にやる事はいくらでもある。
最悪の場合、じじに金属を切る道具を探して切って貰おう。
そうだよ、それが良い・・・・良いじゃないか、そうしよう。
でも・・・じじは散髪に行っているんだよなぁ・・・・・
帰るまでの間、我慢しよう。
じじの帰りを待つ間も、やはり落ち着かず
何か気になる事があると、なかなか気持ちが切り替えられないばば。
開かない鍵を相手に悪戦苦闘。
お昼前になって、やっと帰って来たじじが、家に入る前から
何故か訳の分からない笑いが止まらないまま、斯く斯く然々・・・と
鍵の事を早口で訴えるばば。
じじ、台所の椅子に座ったまま「こんな時はね・・・」と言いながら
鍵をガチャガチャ・・・何故かすぐにも鍵が開きそうな気がする。
じじ、頼りにしてまっせ!
お願いだから開けて!
ザ・ン・ネ・ン・・・・・・開かないよ〜〜〜
「ねぇ、じじ〜金具切る器械があるでしょ。あれで切って。
お願いだから」と懇願するも
「何処にあるかなぁ・・自宅で探してこないと切れないよ」・・・と。
せっかく頼りにしていたのに・・・・せっかちなばばはイライラ。
だけど・・仕方ないね。
散髪から帰ったじじに、すぐに無理難題押し付けちゃって。。。。
それにしても、2ヶ月前、旅行から帰ってきてバッグをしまう時
次に使う時の事を考えなかったのだろうか?
それとも、自分の記憶力を信じ込み、過信し、
(こんな3桁の数字くらい忘れないよ〜)と思ったのだろうか?
たった2ヶ月しかたっていないのに、
すっかり忘れてしまっている自分の記憶力にも唖然とするが
何と言っても、記録を残さなかった事が悔やまれる。
四苦八苦&悪戦苦闘の結果は大惨敗。
どうする?ばば!
諦める?
諦めたくは無いけど・・・これ以上どうしようもないよ〜
内なる闘いは続くが、一応の区切りは付けて
他の仕事をしなくちゃ・・・午前中終わっちゃうよ。

そうだよ〜、今日は旅行中の姉に荷物を荷作って送るんだったよ。
手紙も書いて添えなきゃ・・・・
急げ!ばば。
3時までには郵便局へ持って行かなくては。
そうだ!姉が在宅する時間を聞いて、送り状に印を付けなくては・・・・
そこで姉に電話をしたが留守電に切り替わったり
20回以上呼び出し音が鳴ったりするだけ。
ダメモトでメールを送信したら、不思議な事にすぐ返信が来た。
次に「今電話して良い?」とメールすると
折り返し姉から電話がかかってきた。
出先からだという。
小包のことを話した後、「実はね・・・・」とバッグの開かない鍵の事を話してみた。
すると、姉「3桁だったでしょ。ホラ○○の数字だったはずよ、たしか」と言う。
そうか!○○に関する3桁だったのか。
でも待てよ・・・・でも、○○に関して第一番に思い浮かべた数字は4桁。
違うなぁ・・・・途中で、ア〜〜〜ッと思いついた。
即実行!
なぁ〜〜んだ!呆気なく鍵は開いちゃった!
この鍵、番号は自分で設定することになっていたらしい・・・・
ばばはすっかり忘れていたけどね。
姉さん、ありがと〜〜〜〜う!!!
持つべきは、記憶力の良い姉だね!
自分で開けて自信が付くと(何で、自信が付くの?
自信付けるってのも、ずるいね。ヒント貰って出来たのに)
今度はじじにもヒントを言って開けさせてみた。
じじの手許をジィ〜〜ッと凝視するばば。
んん?けっこう時間かかってるじゃない・・・・頑張れ!じじ!
待つ事、数分。
じじも、無事解錠成功!!おっめでとう〜〜って、可笑しい?
兎にも角にも、小さな安物の鍵を開けて喜んでいるじじとばばの図
想像してみて・・・・・・笑えるでしょ。
笑う事は良い事よ〜さぁ〜〜〜笑って、笑って、爆笑しましょう・・・ネッ。

 

投稿者プロフィール

ばば
ばば
最新の投稿