「ネコ屋敷」イヤじゃ〜
11月4日(月)曇
昨日、夕方から蒸し暑かったが安の定、夜から降り始め
朝も小雨模様・・・・
こんな日は、気分までふさぎ込んでしまうけど、
気持ちを切り替え、自宅2階の片付けへ。
表の戸を開けると、「ミャウゥ〜〜ミャウゥ〜」と
泣き声が聞こえる。
ベランダを覗くと、小っちゃな黒猫がいて
ばばの姿を見ると、慌ててベランダの下に潜り込んでしまった。
又しても!数年前と同じ事が・・・・・
両親宅に引っ越してからは、
毎朝自宅のベランダへ行くことも無く過ごしていたが
その間に、野良ネコがベランダの下に潜り込み
赤ちゃんを産んだらしい。
今のベランダに作り替える前も同じようなことがあった。
その時は、まだ生まれたばかりの赤ちゃんネコを見つけて、
どうしようか?思案中に親猫が子猫共々引っ越してくれ
ホッとしたが。
今回は、子猫は既に自分でどんどん走れるようにまで大きくなっている。
子猫が歩けるんだから、又ばばに見つかったんだから
すぐにでも引っ越すかな?と思ったけど、
でも、自宅のベランダ下に野良猫の親子が棲み着くなんて嫌だなぁ。
ばばは、部屋の中を彼方此方片付けながら
やはり子猫の鳴き声が気になった。
ばばが玄関に出て行くと、
ベランダから慌ててベランダの下へ潜り込んでしまう子ネコ。
どうしたもんだろう?
午前中の片付けを終え、昼食に降りようと玄関へ行き
戸を閉めようとしたら、又しても「ミャウゥ〜ミャウゥ〜」と泣いている。
おっ、今度はベランダの上でない場所から声が聞こえる。
探してみると、階段の上から2段目で泣いていた。
ばばは、一瞬で決断した。
そして、外へ出た。
子ネコはビックリして、タッタッタッと上手に階段を駆け下りていった。
よしっ!今だ!
ばばは、鉢植えなどの高さ調整のため玄関先に置いてあった
ブロックを使って、ベランダの隙間を全て塞いだ。
いくら子ネコでも、入り込めないだろう。
隙間を塞いでホッとはしたものの
(もしかして?あの子の兄弟姉妹が、まだベランダの下にいるのではないだろうか?)
と、気になった。
もしもそうだったら、ベランダの下で餓死させてしまう。
まさか、親猫はベランダの下に残っていないよね。
だって、あの子ネコ、ずぅっと餌をねだるような、
親を呼ぶような泣き方をしていたんだもの。
親猫がすぐ近くにいたら、あんな泣き方はしないだろうなぁ・・・・
って、都合の良い考え?
今願うのは、ベランダの下にネコ1匹いませんように・・・・ということ。
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ばばは、ペットの犬や猫を見て可愛いとは思うけど
抱っこしたいとか、自分で買いたいとは絶対思わない。
以前も書いたけど、子供の頃、野良犬に追いかけらて
怖い思いをしたり、野良猫に肉や魚を奪われた?という体験が
トラウマとなり、未だにネコや犬が好きになれないんだと自己分析している。
ばばが毎日通う魚屋さんに「ミー」と呼ばれている野良ネコがいる。
名前を呼べば応えるように「ミャゥ〜」と泣くし
色々な面白い仕草で笑わせたり、楽しませたりしてくれるけれど
でも、ちょっとでも「ミー」が体に触るとダメ!
ばばは、訳の分からない奇声上げて飛び上がっちゃう。
過日、魚屋のお姉さんがたまたま奥で用事をしていて
お店は無人だったので、外で海を眺めながら
無我の境地に浸っていたばば。
突然、左足に何かが触って、次の瞬間
「ギャァアアアアアア〜〜〜〜」と叫び、何?かジャンプまでしてしまった。
体には鳥肌が立ってゾクゾクゾクッ!
魚屋の「看板娘ミー」がばばの足下に音も無く忍び寄り
ばばの足を舐めたのだ!
危うく気絶しそうだったよ〜
しばらく経って正気に戻ったけど、あの光景を思い出すだけでゾッとする。
ばばが事の顛末を話すと、魚屋のお姉さんは大笑い。
でも、魚屋のお姉さんも、犬や猫を触ったりはできないそうだ。
あれ以来、魚屋へ行って、ミーが足下に近づいてくると
足を踏みならして威嚇し、絶対足に触らせないようにしている。
それでも、時々、買い物を終えて車に戻るばばの後から付いて来ることもあるから
そんな時はヒヤヒヤだよ。
ばばが車のドアを開けた瞬間、ばばより先に「ミー」が車に飛び込まないかとね。
ばばも、「ミー」に負けないように体を身軽に動かせるように訓練しなくちゃね。