ハブの一撃
9月25日(水)晴れ
昨日、お隣さんの入院見舞いに行ったら
先輩や後輩、友人など3名が両隣の部屋に入院していてビックリ!
今日、あらためてお見舞いに行って来た。
ひとりの方は、自宅でハブに噛まれ入院している。
お話を聞いてみると、2週間ほど前の夜
飼っている犬に餌をあげようと、お皿に餌を入れ
屋外の犬小屋へ行こうとしたら、後ろからハブに噛まれたって。
噛まれた瞬間、お皿に入れた犬の餌は吹っ飛び
本人も、すっ飛ばされたそうだ。
噛まれた瞬間の痛さで吹っ飛んだのだろうね。
生憎、救急車も出払っていて知人の自家用車で病院へは来たが
想像を絶する激痛と、不安と闘ったと思う。
だって、ハブの毒が体を一巡りすると、死んでしまう・・・・
と言われるほどだからね。
噛まれたのも、たまたま足のふくらはぎ。
柔らかい場所だものね。
病院ではすぐに切開手術をして、毒を出し
縫合したそうだが、縫合できない部分は
自分の体の皮膚を切り取って移植したそう・・・・
入院から既に2週間くらい経過しているが
まだ、ベッドから下りて自力で歩いたりは出来ないそうで
安静を保つように言われているんだって。
怖いねぇ・・・・ハブ。
徳之島にハブがいる・・・と言えば、
何処にでもハブがウジャウジャいると思い、
極端に怖がる本土の方もいるけれど
島に暮らすばば達は、山や畑で生きたハブを見たことは
ここ数十年無い。
でも、油断大敵。
草むらに足を踏み入れる時などは、充分気をつけなければ。。。。
じじが、ひとりで山へ撮影に行くので
「ハブに気をつけてね〜」と声をかけるけれど、
いつも返ってくる返事は「大丈夫!」って。
濡れ落ち葉の下とか、藪の中、木の枝等々
危険箇所はいっぱい!
今住んでいる両親宅だって、町中だからと油断は出来ない。
家の裏が溝(水路)になっているので、大雨の後など
上流からハブが流されてこないとも限らないからね。
もう、大分前の話だけど
職場の上司が、プ自宅庭のランターを持ち上げたら
その下に大きなハブがとぐろを巻いていたって。
前日、豪雨で皮のすぐ前にあった上司の庭には
濁流が流れ込んで、その濁流に乗って
ハブも上流の森か林から流されてきたんだろうね〜。
ばばが、20年近く前に勤めていた職場には
大きなガジュマルとアカギの木があったけど
ある朝、子供達と一緒に木の下の掃除をしていたら
上からドサッと何かが落ちてきて、
それが何と大きな大きなハブだったんだよ〜
すぐに上司と男性同僚が飛んで来て、退治してくれたと思うけど・・・・
ばばが、朝、出勤する途中の道路には
早朝か前の晩車にひき殺されたと思われる
ハブの死骸が横たわっていて、怖い思いをしたこともあるよ。
ハブ、ハブって、異常に怖がる必要は無いと思うけど
でも、常に心の隅に留めておく事は大事だね。
徳之島でも季節がだんだん秋めいてきて
ハブも冬眠準備に入っていると思う。
だから、今が1番気をつけなけばいけない時期なのかも。。。。。
一撃で大の大人が吹っ飛ぶほどの痛みを与えるハブ。
「怖がりすぎず・侮らず」。。。。。。。
と、言いつつも、やはり怖いよう・・・・